見出し画像

冬といえば何を思い浮かべるだろうか?

みかん
クリスマス
お正月
冬将軍
お洒落ができる

などなど人それぞれだと思う。住んでいる場所にもよるだろう。

私の今年の冬はちょっと特別だった。

これまでの私の中での冬の概念を覆したといってもいいくらい。

というのも雪国に暮らし始めて6年(未だにそれだけの時が経ったことが信じられないけれど)、生まれて初めて雪の美しさに虜になった。

東京では雪といってもみぞれのようなものしか知らなかった。こちらに来てから、冬になるとグレーの景色が一変して銀世界になることが美しいなぁとは思っていた。それが私の中での雪だった。

それが、今年の冬は雪にハートを射抜かれた。知っていたつもりの雪の新たな一面に出会った。
というか、今までもそこにあったけれど、初めてそこに心のピントが合った。そして、その世界に魅了された。

見れば見るほどそれは”雪”という言葉に当てはめて理解したつもりになっていたものとは違う、生き生きとしてクリアなスピリットを持ったものに見えてきた。

ある日外から帰ったら車の上に
ふんわり重なり方が優しくて
ある朝起きたら窓の外からこんにちは
ある日は山の中で一面に植物と共に生えている雪たち
柔らかく天に向かって生えていた

なんといっていいのだろう、うまく表現できない。ふんわりしていて、でも凛としていて。

山を歩いていた時は、踏んで歩くのが申し訳ないと思った。そんなこと初めてだった。みんなキラキラと生きているようだった。

こんなにも美しい世界があったなんて。
出会えたことに感謝でいっぱい。

私にとっての冬は雪の妖精たちと会える季節。

この気持ちをここに残しておきたくて。

メモリアルな冬 2023/2024にありがとう。

愛の循環に大切に使わせて頂きます💞いつもどうもありがとうございます!