見出し画像

02. 中国(上) | じゃりン子チエ in 北京

読める世界一周 in China
----------------------------------------------------
• 期間:2016/8/19 - 8/26(8days)
• 旅程:台北 → 北京 → 天津 → 北京
• 登場人物:僕、数えきれないほどの中国人
• 費用:47,152 JPY(入国の飛行機代除く) 
----------------------------------------------------

8/19(Fri)知らん間に離着陸して、いざチャイナ

• 出発の朝は、前日の夜更かしで、えらいギリギリに
• でも飛行機は1.5時間の遅延。Thanks! China Air!
• 台湾出るまでにしよと思てた日本出国の報告が出来ない
• 北京到着は19時ぐらい。到着が随分遅れた気がするが定かではない
• ATMにて出金。3,000元。(1)
• wifiを上手に使えず苦労する。本を頼りにYouth hostelを目指す。バスに乗り合わせたおばちゃんが助けてくれた
  ✔ Where are you?の質問に当惑するばかり。考えたらわかったはずや!(2)
• この国では、地図のGPSの表示は信用出来ない。地図を頼りに、目で確認して目的地まで行った。(3)
• 宿は上等とはいえず、カビ臭い匂いがした
• 深夜24時も過ぎてたかもしれないが、腹が減ったから、近くの小さい店で食べた。小学生ぐらいの子が働いていた。料理2品とビールを頼んだ。(4)

(注記)
1. 1元 = 15~16円
2. Where are you going?だったんだろうけれど何故かその時はピンと来ず。おばちゃんのWhere are you?の問いかけに、ここにおるがな!眼の前におるがな!と思ってしまい困惑のやりとりが続いた。
3. Mapの位置とGPSが何故か100メートルぐらいずれるのだ。これは何かしら政府的なものを感じるが定かではない。中国では定かではないことが色々とある気がするが、定かではない。
4. じゃりン子チエという名漫画をご高覧賜りたい。小学生ながら店を手伝う主人公の女の子がチエ。個人的には文学の粋やと思う。

8/20(Sat) じゃりン子チエの筆致は速い

• 朝ふと目覚める。最悪や、コンタクトしたまま、電気もつけっぱなし
• カビ臭い部屋を出て、シャワーを浴びようとするも水しか出ない、適当に済ます
• 荷物を預け、とりあえず観光に。南大門が近かったからそこに行った
• 道行く子供(ほんのガキんちょ)が、不意にアイスクリームの袋をぽいと捨てた。十数メートル前にゴミ箱あるのに。ぎょっとした
• 故宮には何故か入れずおしまい。繁華街のマクドで次の宿を予約する。2泊ほどしてみることに。
• 宿に帰る途中で、スーパー可愛い子がいた、ちょうど道に迷っていたけど、声はかけられず。
• 荷物を担ぎ、もいちど昨日と同じ店へ。1つだけ頼むと、ビール(ピージュ)もか?と聞くから頷いた。かしこい。
• 追加で餃子が食べたいと告げると、チエは物凄く速いスピードで、紙に僕の餃子のオプションを書き殴った。猪でない方を選んだ。(1)

(注記)
1. 昨日の小学生ぐらいの店番の子を、心の中でチエと呼んだ。筆談で注文。漢字は必ずしも一致しないので、部分的にしかわからない(体感2~3割)

8/21(Sun) 少し素敵な君は、少しお腹が出ているの

• 昨晩から、wifiとVPNと格闘している、PCの方はどうにかなった模様。1ヶ月10ドルの出費。
• 昼過ぎにのそのそ出掛け、昼飯は小籠包。これは完全に台湾の勝ち。
• 何故か昼過ぎぐらいに携帯でも規制先に繋がった(1)、久しぶりのLINE。繋がったことの感動は、すぐに当たり前になった。
• マクドでダラダラ19時マジか。飯を食ってベッドに戻る。少し寝たか。
• 申し訳程度に出掛けてみる。オリンピックスタジアム。真っ暗やないか。諦めて帰ろうとするも電車がない。中国内での初Taxi。
• マクドで調べておいたクラブに潜入調査。ふむ、よくわからない。おっさんが弾けている。ヒロキはいない(2)

(注記)
1. 中国では、Google, Facebook, Twitter, LINEその他、繋ごうとしても政府による検閲(金盾:Great Firewallなど言うもの)により繋がらない。というわけで、VPN接続という中国国外のアクセスポイントからバイパス的にアクセスする方法が知られている。携帯には無料アプリが色々ある。最終的には、Opera VPNがイケてるという結論になった。
2. 前職の同期。北京にいると聞いていた。特に会う予定はなかった。

8/22(Mon)Are you with me?

• 朝起きたら7時15分とか。おっと、過ぎているではないか。昨日予約してた万里の長城ツアーが!
• と思ったけれど、なんか間に合った。乗り合いのバスも遅れていたから。中国とは気が合うぜ。
• 万里の長城はGreat Wallと呼ぶ。最低身長175ぐらいの欧米人がつるむつるむ。そこには入れない。英語なのに分からない。
• グループの中で、後ろの方からスタートしたものの、一番難所の760段か何かを休まず踏破した時には、一番先頭になっていた。アジア人は欧米人よりスタミナがあると思う。7,000年前の未整備の方にもいくらか行けた。
• 集合時間やら、戻りにかかる時間やら踏まえて、あのてっぺんまで行けるかな(行くで)と思ったら、体は、どうせやめろっていうてもやるんやろ、って答えたような気がした。
• 折り返して帰り道途中から、LucyとFenixというオーストラリアの子と同じになった。韓国のSeoulで建築を勉強しているらしい
• Lucyについて
 ✔ 大学卒業後Architectとして働き、現在韓国でGrad school進学中。
 ✔ 本当は日本が良かったけど、提携校がなかった、とのこと。卒業後は、再度オーストラリアで仕事をする可能性が高いそう。
 ✔ 奈良にも行ったことがある。東大寺やら、鹿やら。奈良出身でよかった
 ✔ 白いミニスカートとプレゼントされたという帽子をかわいく着こなし、身軽にGreat Wallを闊歩する、冒険心がありそうな印象。
 ✔ 水をくれる、オープン
• Fenixについて
 ✔ メルボルン出身。強いタバコを吸っている。気軽にくれる
 ✔ 中国旅行が終わったら、一度地元に戻るらしい
 ✔ 北朝鮮への10 Daysの旅行の話は驚きだった
 ✔ 俺にはそれほど心を開いていない印象
• 宿に戻って17時手前、フロントで延泊するやしやんやの手続きの間際に、韓国人のBohyun登場
• オリンピックスタジアムと王府井に行って、帰って飲んで、ハグして寝た
• Bohyunについて
 ✔ NYのFashion Advertisementなんとかという大学で広告を勉強中
 ✔ 釜山出身、26歳、背はやや小さめ、訛りを感じない英語が話せる
 ✔ 少し控えめな印象
 ✔ 始めは韓国で仏教の勉強をしていたが、その内情の汚さに嫌気がさし、母の勧めもあり、NYの語学学校へ
 ✔ その後コミュニティカレッジを経て、今の大学へ。ほとんど女子大みたいだそう。たまに男もいるが、それはGayとのこと
 ✔ 親父さんは、VietnamでLogistics(貿易関連)の仕事をしている、この夏は2ヶ月間Nataとか言うところで過ごした
 ✔ 親父さんの知り合いが、Vietnamに彼女がいるということを知り愕然。結婚を信じられない、とのこと
 ✔ 浮気や不倫の抑止について、僕は、You need to make it riskyと言った。それは秤にかけることになるんだよ、ということを、はっきりさせておく必要があるんじゃないか、と。そうすれば、失うことが怖くなって、安易には動けなくなるんじゃないかと。NANAを読んでてよかった。
 ✔ Nice to meeting youと、彼女は何回か言った。それは、好意を感じさせた。NYで再開の予定。

8/23(Tue) Duck return? それはダックに申し訳ない

• 確かに8時過ぎに起きたのだけれど、お腹が痛くて、寝直したら11時半
• 荷造りを終えたら12時半。どうも朝の時間を上手に使えていないような気がする。これは前職時代の置き土産か
• お昼ごはん、昨日本当はちょっと食べたかった北京ダックを試してみると、尋常でない量を引き受けることになった(1)
• 最後の2枚、は本当にもう、どうして君はこんなにジューシーなのかい、と、ていうか君油凄くない?と。嚥下に苦労した
• 最後の1枚を食べる前にお湯を貰ったのは、ファインプレーだった。最後の最後は、流し込んだ、本当にギリギリの戦いだった(2)
• それから日本大使館へ。色々わかったけど「やってみないとわからない」ことが沢山あった。こういう時にはいつでも、一旦Tryを良しとしよう(3)

(注記)
1. 中国一人旅の泣き所。この国にゃ、一人で飯食うやつなんかおらんのちゃうかてぐらい一品の量が多い。王将のジャストサイズを教えてあげたい。
2. 一人旅では、一人で勝手にギリギリの戦いをしていることがよくある。
3. ビザについて問い合わせた

8/24(Wed) 全てがギリギリ間に合わない

• つらい一日だった。
• 故宮を観光して、返す刀で北京駅に向かったものの、間に合わず。323元のチケットが紙切れになってしまった。
 ✔ 反省1.) 故宮観光のみで済ましたのは正解。この時点ではまだ1時間半以上の余裕はあったと記憶してるが、適当に乗ったバスが明後日の方向へ!
 ✔ 反省2.) バスを降りて歩いて、宿までもう少しのタイミングで、コーヒーブレイク。気持ちはわかるが、そこではなかったか
 ✔ 反省3.) 北京駅までTaxi vs. Trainを、Taxiで安全に!と思ったが全く来ず、5分10分ロスして電車へ切り替え。あの判断ミスは痛かったが、多分本質はそこではない
• 上記まとめ
 ✔ 電車に乗るのは飛行機と同じ、1時間前を目標とするべき(中国は何をするでも人だらけで時間がかかる)
• チケット買い直し、再度323元を支払う。窓口の順番を抜こうとする中国人と揉める。正しさで、追い払って、悲しくなるパターン。
• 代わりの天津。天座1.5時間。どんな席かと思たら立ちでした(1)。中国人のおっちゃんが折りたたみのちっちゃい座れるやつ貸してくれた。
• 天津スタバwifi機能せず。熱いカプチーノがつらい。 外は雨。
困った時は1件のレストランが助けてくれる。店のwifiで宿を決め、UberでTaxiを呼んで近くまで行けた。
• 近くまではいけたけれど、そっからが難しいのが旅の常。言葉の問題だけでもあるまい。
• Airbnbで予約した宿のおばちゃんが助けてくれた。めちゃめちゃいい人。貴女のアカウント名はどうしてKittyというの。

(注記)
1. 天座というのは、誤表記で、正しくは无座。无は「無」的な意味でした。要は席ないよ、てことよね。ええ席かと思たわ。

8/25(Thu) 鍵を握るのは、早起き

• 起きたら10時過ぎであった
• 古書街をうろうろして、駅へ向かう
• ターミナルまで1駅分の詰め、今度は判断早めに電車を選択するも、電車が思ったより来ない(5分以上)
• 天津駅到着後も、溢れる人。またしてもきっちり間に合わない。が、北京までのチケットの交換は簡単に出来た。これは助かった。同日内の同区間の振替えは出来るんやっけな。定かではないけれど。
• 新幹線は速い速い。これがいい。
• 北京南駅から、地下鉄のチケットに長蛇。
• 北京駅から、出発待合ロビーで長蛇。もう君たち何なの。
• おっぱいの大きな女の人と、大学生風の女の子の、チケットの番号が同じことを目で確認し、同じ場所で待ち続けること、軽く1時間以上。
• 15:15発の電車は、結局16:10として運行されることになると、15:55ぐらいにアナウンス。瞬間「おぉー!」というような歓声には、安堵があったのか
• 乗ってからも自席が遠い遠い。辿りついたらブサイクな女が我が物顔で座ってたからどけて座った。すぐ横におばあちゃんが地面で座っていた。

8/26(Fri)片道34時間とか、38時間とか

• いつ起きたろうか、午睡も貪り、なるべく沢山寝たい。ひたすら西へ。
• ふと、目のトレーニング。一生懸命遠くを見るだけ。
• 新しい構想を一つ思いつく。どう利益を分配するかが肝かなぁ。(1)
• 傍若無人な奴がいて、ずっと動画の音がうるさいが、誰も何も言わない。阿呆につける薬はないということだろうか。放置を続ける。
• 食べ物がなく、台南のMisakoから貰ったアレを貪りつつ、すごいスピードで過ぎ去るカートを止めて、水を補給する
• 周りの人々を見回し皆が食べてるカップ麺に、我もと手を出す。熱湯は、車両の間に入れるところがあった。この水は、、、気にすまい。
• 夜少しやる気を出して、文字を書いたりしてみる。すぐ眠くなる。えらいもんで。
• 2つ目のカップ麺を、23時ぐらいに食べ、この日最後の食事になった。

(注記)
1, 何のことかわからない

(上)以上

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。