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02. 中国(中) | 踊る君を見て、元がなくなって

読める世界一周 in China
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• 期間:2016/8/27 - 9/11(16 days)
• 旅程:北京 → 烏魯木斉(ウルムチ)→ 敦煌 → 蘭州 → 西安 → 蘭州 → 西安
• 登場人物:僕、中国人、その他大勢
• 費用:117,716 (JPY)
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8/27 (Sat) 烏魯木斉(ウルムチ)なう

• 何も聞き取れなくとも、明らかにウルムチと言ってるのはわかる。
• 電車は、想像以上に早く、まだ暗い到着(AM6時)
• 駅から出される。まだアテもないのに。次の行き先への切符を買っておこうか迷ったがやめた。
• 歩いて、レストランについた。天津の時と言い、慈悲のようにみつかる1軒のレストラン。宿を予約。一泊45元程度。安い、2泊予約。
• 朝着くとすごい楽。一旦寝て、起きて、ミイラを見に行った(1)。3周す。
• 夜は、何かしよかなとしているうちに終わってしまったような気がする。
• 宿にいた小太郎と話す
• 小太郎のこと
 ✔ 日本人と中国人のハーフ(だったと思う)
 ✔ 中国の規制・検閲について(Can you criticize your prime minister?)(2)
 ✔ 彼が通う大学内でのヒエラルキーは、西欧人>アジア人>マイノリティ(ウイグル人等)>漢人>黒人の順らしい。女性人気の文脈。
 ✔ 中国人のマナーは沿岸部・内陸部で結構違う。上海が最も洗練されているとのこと(3)

(注記)
1. ウルムチには有名なミイラがある博物館がある。このミイラについては、ちきりんが詳しい。このミイラを見たと友人に自慢したら、私も大英博物館で見た、と言われた。36時間もかけて来たのに!
2. 中国では共産党政権に対するネガティブな言論は検閲の対象になる。小太郎の友人は、政権の批判をネットに書いたら、1-2日留置所のようなとこにぶち込まれ、記事内容も秒で削除されたとのこと。凄いショックだったと。お前は安倍首相の批判が出来るか?と問われ、普通に出来ると言ったら驚いていた。安倍政権反対!なっ?小太郎。見てるか。見てへんか。
3. 何故中国人はあんなにうるさいのかい?と聞いたら、かつての密告制度があった名残りで、声が大きい人だけが生き残った説がある、と言っていた

8/28 (Sat) 世界遺産は薄曇りにて

• 翌朝、早起きして向かうは天池、中国のスイスだそうです
• 苦労して北郊バスターミナル。いざ出発。中国人は自分の席にも座れない
• 昼過ぎぐらいに天池。生憎の薄曇りにて余り興は覚えず。適当に帰る。
• 行きと同じ道を戻って、街には18時ぐらい。空は綺麗に晴れていた。
• 駅に行ってチケットを買う。難儀であった。次の移動分まで事前に買っておくのがよいかもしれない。
• チケット購入後、思い出のレストランで、飯を食べる。羊の串、うまし。ビール4元。とっても安い。
• その後、帰り道に飲み屋にふらりと。ぬるいVEDET、48元。高い。公園沿い近くには、飲み屋やクラブが広がる傾向にあるのかい。
• 宿にリュックを置いてっと。クラブのひとつにお邪魔。ぬるいビール3つ、90元。高い。そんなにいらない。ぬるい。
• 音楽は、DJが流すのと交互ぐらいで、生歌制度。この生歌時に、皆がフロア的な、真ん中部分に集まってくる。音楽の曲調に合わせ、皆の踊りが少し変化する。
• 新疆ウイグル地区の、ポテンシャル見たり。とってもかわいい人がいた。孔雀みたい。細く、綺麗で、妖艶な雰囲気。東欧の気配がある。同じような見た目の友達(ウイグル人?)とつるんでいるところにプライドを感じた。
• 3時頃に帰り、欲を鎮めて就寝。

8/29 (Mon) 出入管理処のビザ申請は、いつもあと少し届かない

• よく寝た。起きたら左手がボコボコに。これは蚊だろうか。蚊にしてはでかい。でも蚊みたいにかゆい。少ししたら引いていた。
• 筋トレ開始。腕立て、腹筋、スクワット各30回。とてもきつい。
• 出入管理処に向かう(1)。Taxiの運転手のクオリティには悩まされる。今回はほぼ着いてるとこから、余計に走るパターン。
• 出入管理処にて。英語の出来る韓国人に助けて貰う。「ホテルの領収書(外国人用の詳細なもの)」と「渡航の目的を記した紙(自由記述)」を持ってきなさいとのこと。小学校みたい!
• 宿に帰る。Taxiの運転手のクオリティには悩まされる。今回はわざと遠回りするパターン。道の反対側で、ここでええよ言うてんのに、ぐるっと回ってどうだとばかり。
• 新疆ウイグル人街を見ずには帰れない。見た。でもほぼ見ただけ。あー、これではちょっと浅いんでないかい。現地民との交流を図る方法が未だにわからない。
• 帰りのTaxiの女性運転手はとてもよかった。幾つか筆談を交わしたあとに、名前を書いてくれた。ありがとう。素敵な人。
• 宿にて、最後のwifiを使って、台北で会ったTiaraに一言二言ラインを送る。僕はこの子が多分とても気に入っている。
• 準備して駅へ。1時間前到着と素晴らしい、が、パスポートがないじゃない?このレベルのミスが、昔と比べて増えた気がする。急いで宿に帰る。
• Taxiの運転手の。。。今回はもう一番駄目。訳も分からず高速を突っ走り、明後日の方向へ。メーターも動いていないし。最後はそれでも高額請求を。糞が!と破れた20元をくれてやった。
• 宿にて。パスポートとカメラ発見。もしカメラだけを忘れていたのなら、気づかなかったかもしれない。パスポート忘れてよかったで。塞翁、塞翁。
• 急いで駅に戻る。このTaxiの運転手はよかった。多分一番最初に、目的地を確実に合意しておく必要があるのだろう。分かりやすい場所を書くなり。
• よっしゃ間に合った。20分前や!完璧や!!と思ったら、電車も合わせて遅れていた。
• 体中がかゆい。ひろきの気持ちが分かる。これはかゆい。これはかゆい。また、両手がボコボコになっていた。何かの病気なのだろうか。恐怖。
• 待てど暮らせど、電光掲示板の表記は『時点不明』
• 最終的に4時間も遅れて電車は来た。行きとは変わって、ガラガラの車両。皆が自由に席を移動し、(車掌も)3人席分寝そべった。この辺の中国人の機転は見事。
• ひたすらに体がかゆい。夜中、掻いてたような気がする。

8/30 (Tue) 読書の秋イブイブ

• 朝になったら、ボコボコはほとんど治っていた。痒みも引いている。不思議なものです。
• 電車は穏やかに過ぎる。本を読んだ。なるほど、なるほど。
• 敦煌到着。宿までは少し手間取った。ツメが甘い。
• 敦煌は綺麗な街で、全く違った経験になった。あれは同じ中国やったんかいな、と思うぐらい
• その日は、宿、出入境管理処、カフェ、電車チケット、夜市という流れ。
• どうやら敦煌でのビザ発給は出来ない公算が高まった。いざ韓国へ!(1)
• 夜市でビールを2本飲み、山もりの青椒肉絲を食べ、羊の肉串をふぇっふぇと食べて、多少酔っ払って帰宿。体温の上昇に伴ってか、蕁麻疹発生。
• これまでローカルピープルの実地調査を兼ね、新しい都市に来る度、クラブに顔を出してきたものの、この日は断念。
• 夜、皆が寝静まってからのネット回線速度が急上昇し、無駄に動画を見てしまった。これは翌日にきちんと響いた。

(注記)
1. 中国の各省にあるでかい都市には、ビザ管理/発給をしている出入境管理処が存在し、そこに行けばノービザ入国時に滞在可能な30日間から、半月間分を後乗せ出来ると聞いて以来、大きい街に来ては足を運んで確認していた。もしこれが叶わないなら、一旦韓国出て戻ろかなと思っていた。

8/31 (Wed) 敦煌には忘れ物ができた

• 起きたら11時ぐらい。チェックアウトは12時半。
• 時間的に洞窟(1)はいけないことがわかった。もう一個の砂漠にする。
• 服を購入。かっこいいなと思ったけど、239元は決して安くもない。
• 砂漠。立派。
• 駅のセキュリティの女の子とやりとり。かばんに入っていた小さな刀は、最終的には所持を許して貰えた。フルーツのやつ、フルーツのやつ!
• 中国人の人達といっても(当然ながら)色々いて、素敵な笑顔を見せてくれる人も勿論いて、そういう時には、少し気持ちが和みます。
• 夜行列車は、いいクラスの座席やって快適だった。ノーストレス。寝ながら移動できる幸せ。

(注記)
1. 世界遺産の莫高窟。これが忘れ物。

9/1 (Thu) 名前は知らない

• 蘭州に到着したのは、朝の8時前だった
• 業務中は無愛想な、客室乗務員の女の人のプラットフォームの最後の笑顔に心がガタガタになる。こんな古典的な技にー。
• 電車のチケットの購買窓口が、適時アナウンスとともに増え、長蛇の人々は我先にと新しい窓口の前にどどっと並び替える。その度に、おぉどこや、とはなるものの、言葉がわからず動けない。だいぶ不利。
• 1時間弱並んだものの、西安行きは12:30しかないという。諦めの夏。
• バスを検討する。諦めの夏をしたのは、バス移動も可能だろうと見込んでいたからである。閃きの秋。12時間程度で着くと聞いております!
• バスターミナルが近すぎて逆に迷う。1930発のチケットを購入。230元。
• 街ごとに、出入境管理処がある。ほぼほぼ諦めてたものの、ものは試しと行ってみることに。
 ✔ 天津(時間なし) → 烏魯木斉 (手続き間に合わず) → 敦煌 (裁量なし)に続いて4カ所目の挑戦
 ✔ 奏功す!写真を撮られた時に確信。なんて厚い対応だろうか。
• 12時までに着けるならと、世界遺産の旅へレッツゴー。
• 片道2時間のバスを経て、何も得ずに帰ってくる。最少催行人数が9人のボートに対して旅行客が8人不足!!!9人分出せば乗せたるとは言われたが、それはさすがにねぇ。。。人気ない世界遺産やで。(※皆、朝来るらしい)
• そちらで働く、文明さんとお話だけして帰ってきた。
• 18時過ぎに戻り、バス乗り場まで余裕かと思ったのに、バスに乗り込んだのは10分前。際どい!なぜなのか!
• バスは寝かす気、満々。席自体が寝ております。簡単に寝てしまう。
• 隣のボブの女の子が可愛らしい、かつ、そこそこ胸もあって、ドキドキ。手を伸ばせば届く距離。出せないが。出さないが。
• 途中のインターチェンジで休憩。休み時間が読めないが、人と動きを揃えておけば大丈夫のはず。
• ボブとおにぎり山と同じテーブルになる。少しだけGoogle翻訳で喋る。(1)ボブは西安で働いているそう。オフィス勤務?だとか。おにぎり山には聞いていない。
• 話すときに、笑顔を保っていて可愛らしい。声も少し小さめ。色んな子がいるものね。
• 彼女の名前は、しゃしゃと言った。
• おにぎり山は、バスの運転手だったことが判明した。さっき、ウイスキー的なものを飲んでたような気がするけど。頼むでー。
• しゃしゃにWeChatのボケ(I have no friend in WeChat.)をいつ出そうか。タイミングがわからずに就寝。(2)

(注記)
1. Google翻訳は辞書をダウンロードしておけばオフラインで使える
2. 中国のSNSはWeChat(微信)という。他のSNSが使えない影響もあって、中国人は皆これを使っている。これまでにインストールはしていたものの、特に使っておらず。このアプリの友達一覧を見せつけ、友達おらへんねん。っていうボケを考えてたんやね。

9/2 (Fri) 日本のDJは家で8時間トレーニングしてるぞ

• 西安に着いた。しゃしゃがくれたウェットティッシュで顔を拭く。荷物の受け取りか何かの隙に、小走りに離れた彼女を見失ってしまい、僕は亡霊みたいになる。バスターミナルの亡霊。
• いなくなったと思ったら、何かしらの乗り場の近くで見つけた。嬉しい。My first lady in China.
• 彼女は、意外と土地勘がなかった。タクシー移動にするようだ。I go firstはとっても素敵に響いた。
• 去り際にハンドジェスチャーを2種類ぐらい見せた。1つめは3つぐらいの動き、Lが入ってたと思った。2つめはシンプルに人差し指を上に指す。
• 適当に駅に向かうバスに乗り、栄えてるエリアで降りてみた、ドンピシャなのは後で気付いた。
• カチューシャという名前のロシア人の女の子に、現在地を聞いた。ここはどこなのかと。学生らしい。ロシア人学生が西安に勉強に来るんやな。
• 結局スタバはあまり役には立たず、マクドが力になってくれた。wifiが見つかってからはEasy mode.宿の評価の高いところに2泊予定を入れてみる。
• 移動、飯を食べる。うまい。あそこは名店の香り。量が全然読めず、豆腐を2丁ぐらい食べることになった。負けない。
• 宿に到着。素晴らしい対応。早くも延泊を決意する。
• タシロというドイツ人と同部屋になる。いい奴。ドイツ代表のシュールレに1ミリぐらい似ている。彼女と来ているそう。
• 晩になってから出かける、Bell towerとDrum tower。人々が、階段に腰掛けて、どことなく穏やかな夜を迎えている。少し昔の、梅田みたいな感じ。なんとなく。そんな感じ。
• 実地調査。今回は、Hip Hop Clubに潜入。と思ったが人がいない。全然いない。結果的にスタッフと彼のBossという2人の中国人の人と仲良くなる。WeChat 2号/ 3号。日本人のDJはレベルが高いと聞かされた。標題参照。
• 宿が25時までに閉まると思って、きちんと帰宅。優等生。

9/3 (Sat) 中国16日目、ビザ発給叶いそう

• 蘭州の人達を信じるのみであります
• 筋トレをしたら疲れて寝てしまう。ひ弱な。
• お昼も過ぎて、観光に出発。兵馬俑。こういうバスは絶対寝てしまうな。どんだけ寝るのか。
• 兵馬俑。うん。そうかそうか。うんうん。さ、帰ろか。
• 帰ってきて、宿のHot Pot Partyなんてものに興じてみる。50元で、鍋食べまくり。ドイツ人と鍋を分かつ不運にも、最終的には一番食べてやったわ!肉以外(肉はすぐに食べられた)
• Stephanie(おばちゃん)は、イギリス出身で中国で英語教師をしている。旦那のJackはフランスのNissanで長く働いていたらしい。日本語教師の仕事が大学にあるから調べてみたら?とのこと。都心では、若い中国人の女性による詐欺があるから気をつけてね、とのこと。
• 夜、飲みに出かける。毎晩飲んでいる。が、中国人の飲み方は半端ではない。ビール瓶がテーブルに所狭し、崩れんばかりに並び立つ。
• 飲み屋とクラブをハシゴして、帰って寝たら、いっちょ上がり!

9/4 (Sun) 航空機の方が安いことがあるなんて!

• シュールレと彼女が部屋を変えた。何かが嫌だったのだろうか。Last night…と喋りかけたシュールレは何を言おうとしていたのだろうか。
• 1泊延長、45元也
• 宿のCindyが調べてくれたところでは、蘭州までは飛行機で191元で移動出来てしまう。なんてこったい。13時間半の夜行バスで230元したのに。
 ✔ とは言え、パスポートなしで乗れるのか不明。信じるだけで十分か。191元は高い授業料か。いかに。一旦保留。
• 回民街なるところに到着。Muslim街らしい。そんなにびっくりすることもないかもしれない。
• 夜、身だしなみを整えて、小小(しぇしぇ)が働くというクラブに行く。堂々とした対応で、完全に間違えた動きをして、VIP席に通される。
• 色々話を聞いたところによると、お酒やらフルーツやらひとまとめにしたやつは、2,000元いるらしい。カードでなら何とか!と思ったものの切れず。(逆に助かった)
• 今の全財産は1,200元であるというのを伝えた。後は小小がやってくれた。
• 結果的に、飲み物1,220元 + 唐揚げ100元 + 兄ちゃんへのサービス代 100元の大豪遊となり幕を閉じた(宿は1泊50元)
• 小小とはWeChatで話をした。隣にいるのに。彼女は英語が出来ず、僕は中国語が出来ない。そしてWeChatには翻訳機能がある。
• 途中で、席を外して涙目で帰ってきて、友達の誤解だとか言っていた。
• 自分の中に、これだけお金を使ってるのだからと、それを小小から回収しようとするような気配を感じて、心が貧しくなった。
• でも小小は、お金の心配をしてくれて、いい子やなと思った。このお金をそのままこの子に上げられたらいいのにとも。

(注記)
中国では、飛行機がバスや電車よりも安い場合がある。SkyScannerやCtripなどの航空券比較アプリを使うと良さげ。中国国内は特にCtripが強い印象。ただ、中国人のみ利用可能なSpecial Priceもあるとか聞いたような気もするが、定かではない。

9/5 (Mon) 初めての金策

• 朝から金策に追われる。延泊したいのにお金がないのだ。ないのだ!
• 昨夜下ろしたばかりなのにすっからかん。楽しくもあるけど。下ろせてほっと。
• 昼間からビール。ビールが主食の暮らしになっている、もう1泊延泊する
• 観光で見に行ったところには入れず、カフェでダラダラするだけという非生産的な一日でござった。

9/6 (Tue) 西安は沈没可能

• もう1泊延泊する
• Chelseaが同室に訪れる。少し話す。シンガーソングライターだなんて素敵
• 飛行機のチケットを手配してもらう。230元。来たバスと同じやないか!
• 印西歴史博物館を見物。ほうほう、これはすごい!全部は見れずに終了。中国人仕事終わる時間しっかりしすぎ。
• Chelseaと会おかなと思ってみたものの、行くと言ってた回民街では容易に見つからず。なんとなく前通った道をもっかいなぞるだけ。
• 宿にて再会。すこしおしゃべり。積極的な彼女。
• Chelseaについて
 ✔ イングランドのManchester出身。特にFootballのファンではない。
 ✔ 17歳ぐらいで両親が離婚して、その後、父母ともに別々の相手と再婚。母方の相手は優しい人。父方の相手は若い芸術家。
 ✔ 若い芸術家は、当時19歳ぐらいの彼女、45歳ぐらいの父の間、35歳ぐらい。大きなお姉さんという印象だったという。現在2人の子供がいる。
 ✔ 2人の腹違いの妹弟は、ChelseaとMike(Chelseaの彼氏)と仲が良い。うち一人の子(Verra)は、Chelseaの歌う曲にもなっている
 ✔ ただ後妻と、元嫁との折り合いは悪く。今両親の関係は切れているが、Chelseaは両方と連絡を取り合う。
 ✔ 彼女は母をCuty、父をNiceと形容する。僕からするとなんだか不思議な感覚。母は、親友みたいになるのだそう。
 ✔ EU脱退について、政治の話はタブーかと思ったが、気にするなと。私はどちらの意見も強く持てず、投票しなかったよう。親類はみなLeave。
 ✔ イギリスの若者の非雇用率は社会問題。移民の問題があるみたい。
 ✔ イギリスには、生活補助のような仕組みがあり、それを援用するためにわざと子供を妊娠する若者がいる。働かず受給を続ける。なるほど。
 ✔ Englandに来た時は、Sunday dinnerを作ってくれるとのこと、とてもとても優しい人。
• 夜、視察がてら行ってみる。Museである。
• 何よりもうるさかった。今までで一番うるさかったのではなかろうか。
• 50元を可愛い誰かにやって、何か好きなお酒でもお飲みよ、と言おうと思ったけれど、その誰かが見つからず断念。50元は温存。
• クラブそばの夜市で食べた麺がうまかった。

9/7 (Wed) 要人には美人が対応する約束なのかい?

• Chealseaと宿で飯を食べる。兵馬俑に行くはずの彼女は、あまり早く起きれなかったようだ。親近感。
• 何故かいつもより化粧を念入りにしている。兵馬俑仕様か?
• 1箇所だけ観光。小雀塔という。お腹が痛い。
• 別に登りたくもなかったが、塔を登る。5階、6階、もうええで。最終的には13階ぐらいまであった。お腹痛い。
• 博物館は素晴らしい。なんと言っても、トイレがよい。
• 出しな、なにやら綺麗な人が、片手を入り口方向へ拡げて要人らしき人をお出迎え。誰や誰やー。知らんぞー。
• 宿に戻って、空港へ。初めての中国東方航空。パスポートなしでも処理してくれた。人はヒントを出したら勝手に問いてしまうものんちゃうやろか
• 再びの蘭州。空港で調べる、宿が少ないどー。えいや!256元!
• よい宿でした。

9/8 (Thu) 本場中国の火鍋が俺のお尻を焼きつくす

• 荷物を預けてお出かけ。
• 行列を頼りに、ミルクティーを買って、行列を頼りに、火鍋屋に並んだ。待ち番号は30番。人気店は行列するという仮説。
• 少年が行列の先行チケットを持って話しかけてきた。隣の女の人に助力を求めた。どうやら先行チケットを譲りたいみたい。
• 10元か。。。悪くないかなと思ったら、隣の女の人が、待って、という。坊や、5元よ。値切った。
• 坊やはすぐ承諾したものの、女の人は再び翻意。一緒に食べましょう、と誘ってくれた。ここから蘭州が変わる。
• 火鍋は辛く、旨かった。一番美味しい具材はどれかと聞かれ、答えたものは、やっすーい芋的なものだったよう。
• 世界一周のことを話すと、彼女らはこれだね。と言った。「World is so big. I want to see it」(世界那么大,我想去看看。セクシーな辞表である)
• 彼女らの手伝いで宿を探してもらうものの。どこもかしこもPassportを受け付けてくれない。
• 最終的に、女の子の彼氏が登場して、260元という特に安くはないが、良質の宿を探してくれたのでそこに決定。お腹が痛い。一緒にチェックイン。
• 15分ほどトイレに篭っていると、大丈夫か、薬はいるかと。親切やけど、気遣うわ。こっちはお尻燃えとんねん。
• 夜の動きも、無駄がなく、夜市をざっと通り、2手に別れ、最も老舗の店で並んで一品を買っている間に、次の羊の皮と肉の串刺しの店を抑えていた。

9/9 (Fri) ジモピーによるオートパイロット観光は、異質の動きである

• 朝8時半に迎えに来ると言った彼女は、渋滞で15分遅れて着いた。40分かかって来たという。恐らく起床は7時ぐらいか。なんというホスピタリティ。
• 僕はその朝8時半からシャワーを浴びていた。
• 朝は牛肉面よ、とのこと。昼14時までの食べ物らしい。誰が決めたのか。
• 牛肉面は驚くほどの辛さで、埋もれている麺の量は半端ではない、食べると飛び散って服が赤くなった。無念。
• 博物館へ移動。博物館は、トイレが良い。
• マンモスを鑑賞。ほうほうこれはすごい。
• その後は、中山橋から黄河を臨む。羊皮のボートに乗って、空を眺める。
• スイーツを食べる。うまい。蛇を食べる。まぁまぁ。ジャガイモのおやつを食べる、うまい。食わせすぎや。
• いちいち移動に無駄がない。流麗にバス、タクシーを乗り分ける。(1)
• 宿に移動。彼女が見つけてくれた宿は、一泊40元。固いベッド。一人でたどり着ける場所ではない。
• 寝てしまう。夜飯を食べに出る。うまい。安い。
• 宿に戻って、宿の人らと少しミングル。いい人達。ビールをくれたり、タバコをくれる。
• 中国人の女の子が携帯ゲームで、ダンス・レボリューションみたいなものをしていて、不意にアジカンのリライトが流れ出した。驚きつつ、合わせて横で歌ってみた。消してーーー!リライトしてーーー!反応はなかった。

(注記)
1. 決して一人では届き得ない深さに、流麗に軽々と届く。しかも1元も出させて貰えない。ただ、Welcome to China, welcome to Lanzhou(蘭州)、と。

9/10 (Sat) ジモピーからの解放による、完全なる弛緩

• 起きる。世界遺産は今日は諦めよう。もう1泊しちゃおう。
• お昼を食べに行こうと誘われる。とそこは再びの、牛肉面。戦慄、と思ったが、それほど赤くなかった。一安心。
• 宿に戻ると、山に行くという。同乗させて貰う。山から見る蘭州は、一面のビル群だった。東西に広い街。森/緑が少ないかもしれない。
• 宿に戻って、ミルクティーを飲んで、ダラダラして、夜、女の子が夜市に行こうという。羊達の逆襲のようなものを食べた。あまり美味しくない。
• 夜は少し飲んで、そこそこで寝た。

9/11 (Sun) そして風邪になる

• 朝起きると、体がつらい。関節が痛み、悪寒がした。吐き気は呼べば来そうだったから呼ばないように。
• もう一度寝る。もう世界遺産は諦めていた。
• なんとか14時過ぎぐらいに宿を抜け出して、今日を前に進めよう。駅まで送ってくれた。親切な彼。WeChatの写真、全然別人やな。
• チケットを買う。約1時間かかる。この立ちっぱで、かなり削られる。前職の先輩、Yuさんのドッペルゲンガーも並んでいた。
• 今日唯一のMission、昨日の子の職場に向かう。つらい。着いた。いない。
• いた。寝かせて貰った。このあたりでは熱も出ていたような気がする。
• 1時間ほど寝て、ずっとよくなった。駅まで戻る。戻るバスは1番、3駅よ。
• 電車待ち。こっちの電車は随分と間接的な時間が長い。非常にうざい。
• 2段目の寝台車は想像よりもずっと快適だった。すぐ寝入ったが、隣の奴の携帯動画がうるさい。イヤホンを貸してやったら、謝謝と言った。
• 夜中に弱卒が発射。瞬間目が覚め、起き上がる。しんどいの堪えつ、服を着替えないと。その最中に現れた車掌にはげんなり。何しとんねん、的な。こっちは下痢でパンツ替えとんねん!
• ついには、ぴょー!(票)ぴょー!(票)と声を上げる車掌が、そういう宇宙人みたいに見えた。
• やがて電車は明朝、西安に到着。

(中)以上

よくぞここに辿り着き、最後までお読み下さいました。 またどこかでお目にかかれますように。