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午前のアイスコーヒー(2024年7月3日(水)の300字小説)

 7月上旬の休日の午前。外はうっすら曇りで、窓を開けていると比較的涼しい。快適な日だ。
 私は、部屋を掃除機かけた後、残した仕事を片付ける。眠いから欠伸が止まらない。
 夫が、
「今日は夕飯は僕が作るよ」と言った。
「どうして?」
「最近君、少しお疲れ気味だから。たまにはね」嬉しそうにそう言う彼が可愛いと思った。
 眠気覚ましにつけたラジオが、余計に睡魔を誘発する。立ち上がってコーヒーを淹れる。今の時期はアイスコーヒーが美味しい。
 仕事が終わったら、ゲームでもしようと思いながら、仕事をする。家での労働も悪くない。
おしまい

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