「始めよう」から「続けよう」へ
「始める」ことより「続ける」ことの方が難しいことだと思います。
何か新しいことを始めようした時、最初はかなり燃えますよね。
理想とする自分を思い描き、俺は(私は)今日から変わるんだ!と意気込み、
あれこれと計画を立てるのが楽しい、なんて時期があり、
いざ始めてみると、
最初はすごく頑張りますが、1週間、1ヶ月もすると最初の勢いはどこへやら。
いつの間にか行動の意欲を忘れ、やめてしまう。
そんな経験ありませんか?
ぼくの場合、それは筋トレやランニングでした。
最初に過度にがんばりすぎて翌日以降に筋肉痛や疲労を残してしまった、
仕事が忙しくて疲れてしまった、
仕事で帰りが遅くなった、
なんとなくやる気が起きない、
寒いからこたつから出たくない、
トレーニングはつらい、
やらない理由っていくらでも思いつくことができますよね。
さらに、別にやらなかったとしても誰にも怒られません。
やるぞ!と発破をかけてくれる人もいません。
やるやらないを自分の意思ですべて決めることができます。
個人でのトレーニングはそこが1番難しいところではないでしょうか。
一切の妥協を許さず、自分に負けないよう強い精神力を持って1人でトレーニングをするのは大変なことですよね。
そして、人は他人に感化されながら生きています。
テレビで芸能人や何かに成功した人をみて自分もこうなりたいと願ったり、
清潔感があると思われたくて身だしなみに気をつけたり、
気になるあの子にアピールしたくて行動を変えたり、
何かをやりたい、何かになりたいと思った時、きっと自分の中で憧れたり、動機付けとなった人がいるはずです。
でも、理想ばかりに囚われて、そこに至るまでの過程を想像することができていないことが多い。
表では華やかな部分しか見えませんが、裏でかなりの努力をしている方ばかりです。それこそ常人には想像がつかないくらいの。
その過程が想像できないがために、「こんなはずじゃなかった」と志半ばでやめてしまうのだと思うんです。
そこで、考え方を変えました。
筋トレやランニングを「始めよう」ではなく、「続けよう」と。
続けるためにどうすれば良いか。
ウエイトを使った筋トレは負荷が軽いものから始める。
ランニングは短い距離から始める。
どんなに仕事で疲れて帰りが遅くなったとしても、短時間だけでも身体を動かすように意識する(ストレッチだけでも構いません)。
YouTubeなどでトレーナーさんが紹介しているフィットネスをやってみる(孤独にならないので頑張れます)。
そして何より、精神的な負荷をかけない程度に続けました。
やらなきゃやらなきゃと思わず、あくまで気楽に。
すると、だんだん脳や身体が慣れ、身体を動かすことが当たり前になってきます。
むしろやらないとなんか落ち着かない。気持ち悪い。
そうなってきたらこっちのものです。
歯磨きやお風呂などと一緒で、身体を動かすことが「習慣」になっているからです。
日々の「習慣」にした後に筋トレやランニングの負荷を上げていくと、
今度は上げられるベンチプレスの重さが上がった、走れる距離が伸びた、自分の体つきが変化したなど、成長することが楽しくなります。
目に見える成果が最もモチベーションアップにつながるので、
適度に自分を振り返り、ほめながら頑張ることが続けるために大切なことです。
自己満で良いんです。
ぼく自身、本格的にトレーニングをし始めてまだ1ヶ月ほどですが、
これからも続けていきたいと思います。
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