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歴史とセレンディピティ

最近Audible(聴覚を使うインプット)の良さを発見したということを少し前に書いたんですけど、その流れで、新たにハマっている聴覚コンテンツがあるので、今日のnoteはその紹介です。 それは、株式会社コテンの皆さんによる、COTENラジオ。「歴史を面白く学ぶ」という副題で、歴史愛溢れる3人組がゆるく語り尽くす。 基本的に肩の力が抜けててちっとも小難しい感じがないんだけど、中身は結構濃厚です。ゆるいからこそ、受験勉強ではない本当の教養はこうだよなって感じで、笑えるポイントも

ターニング・ポイント

自分が今なぜこうあるかの来歴を振り返ったときに、絶対に外せないイベントが、高校3年生の夏に参加したAIG高校生外交官プログラム。 AIG保険会社が、毎年募集しているイベントで、夏休みの3週間ほどアメリカで過ごす費用を全面的にスポンサーしてくれる。 わたしは、その全国第2期に参加した。松本サリン事件で日本が沸き立っていたあの暑い夏。当時はまだあまり知られていないプログラムだったから、学校内選抜は無かったに等しく、岡山の県内選抜も余裕で通過。 当時は前半がペンタゴンやスラム

お気に入りのクレヨン作家さんたち

わたしのお気に入りの絵描きさんを紹介します。 毎年の手帳は、5年くらい連続で、米津祐介さん(@YusukeYonezu)のデザインのものを買っています。最初に出会ったのはフクロウの絵だったかな? 毎週のページに、いろんな絵が描いてあって、それがいちいちあったかみがあってほっこりするんです。 あまりに好きで、彼のクレヨン絵の描き方本「クレヨンブック」を買い求めてしまったくらい。 クレヨン画家といえば、もうお一方、加藤休ミさん(@katikatiyasumi)も大好きです

物が縁起物になる時

大学1年生の時のクラスメイトで、20年近く経った今も、割と頻繁に行き来のある友達が2人いる。上京して最初に出来た友達、とも言う。 2人くらいのこっているのは普通?と思われるかもしれないけれど、そのクラスにはたった6人しか女性がいなかったことを考えるとすごいでしょう。 それぞれ選んだ職業は違っても、よく働きよく遊ぶ20代を共に過ごした。 そして揃って、アラサー同時期に、遅めの結婚をし、しかも、第一子として男児を、第二子として女児を出産した。 我々3人の子供たち6人は、半

これから産む人へ

出産を控えた友達とランチしたその日の夕方「破水した!」とメッセージがきました!予定日までまだ2週間あったはずでは?と、一瞬、自分のことみたいにアタフタしましたが、3,200グラム超えてると言ってたから大丈夫。 初産というイベントは、ひとそれぞれの一大事で、予想不可能なことだらけです。ニッチなネタではありますが、これを機に、もうすぐ出産(自然分娩)をする予定のプレママが少しでも気が楽になるよう、わたしの経験に基づく「出産入院おすすめアイテム」を公開します(...もう、2年前の

おばあちゃんの知恵

息子も1歳9ヶ月になりました。 もう、「赤ちゃん」というより「男の子」 早いものです。 わたしは新生児の「沐浴」が苦手でした。 あまりに小っちゃくて、壊しそうで、怖くて。 そこで手伝いに来ていた私の母が勧めてくれたのが 写真のこれ、「海綿」です。 おばあちゃんの知恵ってやつですね 海綿にはいろいろな種類があるのだけど、 大きくてふわっふわの柔らかいタイプが良いです 繊細な赤ちゃんの肌を洗うのに最適です タオルやガーゼよりずっと使いやすいのです; 石けん

おすすめのベビーカー

BabyZenのYoyoの紹介です。とても満足して使っているのだけど町ではあまり見かけません。「これからベビーカー選ぶけどどうしよう?」と真剣に悩んでいる新米母ちゃん or 父ちゃんの参考になるよう詳しく書きます。結果として他のモデルを選ぶ人にも、良いヒントになるように。 ベビーカーの選択基準は人それぞれベビーカーはそもそも、A型(新生児から使える重厚タイプ)とB型(首が据わってからの経済タイプ)のどちらという選択から始まり、決定的なモデルがありません。最初はA型を買ってお

失われた共感器官

ゴルジ体って知ってますか? 細胞の構成要素の一つとして昔高校の教科書あたりで見たのを覚えている人もいるかもしれません。わたしは、数年前に「Re-genesis」というドラマを見て「ゴルジ受容体」というコンセプトに触れるまで忘れていましたが。 「Re-genesis」はカナダ産のサイエンス・サスペンスです。ちょっとマニアックですが、アメリカドラマとは一味違う皮肉がきいてて、わたしは好きな海外ドラマのトップ5に数えます。全体はフィクションだけれど、一つ一つのエピソードをサイエ

ていねいな絵本

幼児向けの絵本の紹介です。 わたしはもともと、本を読むのが好きで「気になった書籍はどんどん買う」主義で生きてきました。でも息子が生まれてからは、そんな贅沢な(雑な)乱読をする時間がなくなり、そのぶん(?)息子には良質な絵本を与えたい、という志向がはっきりしてきました。 子供に本を買うのは、話題の新著にどんどん手をだす自分の本買いとは全く違います。「月に1冊」という緩いルールで買い足していますが、絵本の世界には、何十年の世代を超えて愛されている名著が沢山あり、つい、自分が子