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ゲーム企画作成時にターゲットを決めるメリット

ゲーム企画を考えるときのターゲットを決めるメリットについて簡単にスライドとセットで解説します。

企画設計、書き方などについては
こちらの記事もご確認いただければと思います。

ターゲットって具体的には何か?ですが、これから作ろうと思っているゲームを買って欲しい理想のお客様(プレイヤー増)のこと。

そしてターゲットを業務工程にどう落とし込むのか?

それは、ターゲットのことを想像しながら、企画時、商品設計から販売工程に買ってくれるためのエッセンスを実現すること、落とし込むということです。

ちなみに、ターゲットで想像するお客様は、その中でも選りすぐりのお客様像のことになります。できればイメージできるといいかもしれません。架空の人物でもいいです。

<意識高い人向けのメモ>
ターゲティングの設定からメインターゲットを抽出する方法をマーケティング用語でペルソナ設定と言いますが、ペルソナ設定は定め方が人によって異なります。具体事例を出した方がいいとか、複数名考えた方がいいとかですね。ちなみにペルソナ設定については、スープストックの人が書いた本がおすすめです。

0|ターゲットのプロフを作る、調べる

今回はゲームの企画書作成時のターゲット選定というお話でしたが具体的には、

・日本のファンタジーRPGが好きでよくプレイしている人
・YouTubeではこういう動画をよく見ている
・お小遣いはいくらぐらいで、毎月どんなものに使っている
・毎日どれぐらいゲームを遊んでいる
・誰とゲームを遊んでいる
・どこでゲームを遊んでいる(休朝、お昼、夕方?移動時間?)
・グッズにどれぐらいお金を使っている
・好きな声優は、好きな絵師は、好きな音楽は?

とかとか。

趣味、嗜好、ライフスタイル、年齢などを想像します。

そこからある程度理想のお客様像を作り上げていって、この人に買ってもらうためにはどんなデザインがいいか、どんな価格帯がいいか、どんなシステムがいいのか?ということを逆算で考えていくわけです。

ただ、ゲーム開発の場合、やりたいことから始まることも多いと思います。

そんなときは、やりたいことと、買って欲しいお客様像を照らし合わせながら、最大公約数的な着地点を探して作ったり、1点突破で買ってくれそうなコアコンテンツを作ります。


では簡単なスライドですが、ターゲットを決める理由やメリットについてご紹介いたします。

1|ターゲットを決める理由は?

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2|理由1|誰に何を届けるのか想像しやすくなる

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3|理由2|価格が決めやすくなる

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4|理由3|広告媒体も選びやすくなる

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5|まとめ

ターゲティングをしながらゲーム企画を考えるプロセスは、どちらかというとマーケティング的なプロセスです。

クリエイティブ思考の方はやりたいことや実現したいことを優先して進めることがあると思いますが、それはそれでいいと思います。

作り方やプロセスは、自分の得意分野で進めていくことがいいと思いますし、得意な人が得意なことをやった方がいいと思いますので、そこは臨機応変に対応いただければと思います。

今回ご紹介したターゲットを行うメリットはほんの一部なので、商品や捉え方、売り方や目的によってあえて逆の手法論を取ること(子供向け商品を大人に売り込む事例など)もあります。

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