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コンテンツプロデュース会社「PlayLife」代表、うきょうです。

「ブランド」は、お金をかければ作れるというものではありません。ただ、個人でもプロダクトでも地道にブランド力を構築し、理想のお客様を呼び込み続ける方法は作れます。

今回はこれからの時代を生きるための発信力、ブランド力構築の概論についてお伝えしたいと思います。

✅ブランドってなんだろう?

簡単に言うと、世の中に浸透した情報財産という概念です。たとえば、高級バッグと言えばヴィトンやグッチ。ポテトチップといえばカルビー。など、商品からすぐに社名などを連想できるものもブランド想起のなせることです。

もちろんブランドには小さいものから大きいものまで存在しますが、これを個人レベルで応用するにはどうすればいいのか? ということになります。


✅個人がブランド力を作れる事例

たとえばですが、会社の中で「港区の美味しいランチについて聞くならあの人だ!」っていうようなこと、あると思います。

上の事例。厳密に言えばブランドとは少し異なりますが、もしその人が毎日美味しいランチを渡り歩き、それをSNS上や会社の同僚などに伝えていたとしたら、その人はきっとランチの達人というブランドがある人になっていきます。

これはとても狭い事例をご紹介しましたが、この影響力をネット上で行うとどうなるのか?というのは想像がついてくるのではと思います。


✅ブランドは何のために作るのか?

ビジネス的な観点で言うと「集客、販売をスムーズに展開するため」が大きな目的となります。

ブランド力を作ることができれば、
このようなことがやりやすくなります。

・集客がしやすくなる
・販売がしやすくなる
・信頼度が蓄積された状態で
 ビジネス展開できる
・ファンが作りやすい

たとえばブログ、SNS、YouTubeなどで情報発信をすることも大方はご自身やプロダクトのことを知ってもらうために行っていますよね。

その知識をお客さんの頭に蓄積させていくこと=ブランドの創造に繋がっていきますので、ここは戦略を立ててやっていくと、よりスムーズにブランドは作りやすくなるとは思います。


✅ブランド設計時の注意事項

■一朝一夕ではできない
ブランドのやっかいなところは、簡単には出来上がらないということです。仮に多額の広告費や芸能人などを起用して露出したところで、知名度は上がったとしても真のブランド力は作られないということです。

例えば任天堂のブランド力っていうのは、裏に、世界一のクリエイティビティ、安全、安心、楽しい、家族で楽しめる、日本の文化というようないろいろなものが確実に染み付いています。

それって一朝一夕でできますか?というと絶対に無理です。お金をかけても無理なわけです。これはヴィトンもそうですが、ブランドというのは長い時間と、積み上げてきた実績、貢献してきたものなどが背景にあるからです。


■悪いイメージもそのまま受け継ぐ
しかしながらブランド設計もいいことばかりではありません。例えば、信頼というブランドがあったメーカーや商品が不祥事を起こした時、そのブランドは一気に悪いイメージにすり替わってしまうことがあるからです。

例えば雪印乳業を中心とした雪印グループが、2000年の集団食中毒事件と2002年の牛肉偽装事件により廃業しました。その後、雪印という名前はとても有名であったにも関わらず、そのブランドは使われなくなりました。


✅ブランドは本来受け継がれる価値あるもの

本来であればブランド名というのは、会社が廃業したレベルであっても、それまでに積み上げた知名度やファンがいますので、ブランド自体に価値があります。企業レベルの話では多額のお金を払って、のれんの継承という形で引き継ぐことがよくあります。

なぜなら、そのブランドにはすでにファンが一定数いるからですね。そしてブランドにはお金をかけて積み重ねられないものも多く含まれていますので、通常そこには大きな価値があります。

これはゲーム業界やサービスでも同じことが言えます。

本来サービス終了する予定になったものを、第三者の企業がそのまま引き取り、ブランド名やサービス名までを引き取って運用することがよくあります。(SEGAのアトラスブランド継承もその1つですね。アトラスは経営破綻したものをSEGAが引き取っています。)


✅個人がどう活かすか?

話を戻しますが、個人がブランドを生成するため、創造するためにできることは何か?ということですが、1つは情報発信をしようということに帰結します。

何はともあれ、あなたはどういう人か? どういう価値観を持っている人か?どういうスキルを持っているのか?を発信し続けることで、同じ価値観の人と繋がることができたり、誰かの問題を解決できるかもしれません。

つまりあなたは特定の人に対して問題を解決したり、元気付けたり、ある情報をお届けする人として、まずは知られること、興味を持ってもらうこと、いずれはコンタクトをいただけることを想定して情報発信を継続していきながら、少しずつブランドを作り上げていくといいのではと思います。

そうすることで、いずれは独立するときにも役に立つツールになりますし、たとえ会社員であったとしてもあなたはこういう人なのだとすぐに伝えられるツールにもなってくれます。

【執筆者:うきょう】
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経営者・事業者向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン
PR&マーケティング実績:2019年、2020年 クライアントの教育サービスにて e-larning Award 2年連続受賞

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