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CMCアカデミー@大阪に参加しました!

2023年8月4日に、大阪で2回目の開催となる「CMCアカデミー」が開催されました。このnoteではその様子をお伝えしたいと思います。

前回、2023年3月24日に、CMC Meetupからスピンオフという形で初の「CMCアカデミー」が東京で開催されました。その時の様子はこちらのノートにまとめています。
https://note.com/ukyo_/n/nc8c235fadce4

CMCアカデミーとは?

このnoteをご覧の皆様は既にご承知かと思いますが、「CMC Meetup」はコミュニティを通じてビジネスを成長させたいという関心軸を持った方が集い、様々な活動が展開されています。

コミュニティマーケティングを生むきっかけとなったAWSは、東京リージョンのローンチから12年を経て社会全体に浸透するまでになり、成長の要因となったのがJAWS-UG/E-JAWSというコミュニティの存在でした。

一方で、この成功したコミュニティ施策をお手本とするに留まり、「なぜコミュニティだったのか?」「JAWS-UGとE-JAWS、なぜ二つのアプローチが必要だったか?」など、戦略やマーケター視点で、コミュニティ施策を理解するアプローチが欠けている事例が多く見られるようになりました。

そこで、それぞれのコミュニティが果たした役割を理解し、今のエンタープライズ向けのコミュニティ施策には何が必要なのかを議論する場として、「CMCアカデミー」が開催される事となりました。

前回に引き続き、早稲田大学ビジネススクール(WBS)でコミュニティマーケティングを研究している Asana の 長橋 明子 さん (@akiko_n) をファシリテーターに、JAWS-UGの設計者でありコミュニティマーケティングの父である 小島 英揮 さん(@hide69oz)、E-JAWS元会長で#武闘派CIO としても知られる 友岡 賢二 さん(@TomookaKenji)、という最強の布陣でケースメソッドに望みます。

参考︓ケースメソッドとは
• ハーバードビジネススクールが始めた教育法の⼀つで、MBAでよく実践されている授業のスタイルです。実際のビジネスの事例で主⼈公(ケース企業の経営者等)が直⾯する意思決定を、参加者が⾃らの視点で追体験することを通じて「⾃分ならこう⾏動する」という姿勢を⾝につけることを⽬的とし
ています。
• 単なる知識の習得ではなく、⾃ら当事者の視点で主体的に議論し、参加者との意⾒交換をすることで、視野と学びを深めることができます。

コミュニティ作りに必要なもの

マーケターの方も、そうでない方も参加したCMCアカデミー。様々な分野の方がそれぞれ得意な切り口やフレームワークで課題について議論するのですが、最初のディスカッションから皆さん挙手が止まらず熱量が凄い!押しに押しまくり、懇親会は私史上、過去最短の10分にw

https://twitter.com/UkyoSatake/status/1687407468178276352

CMCアカデミーに参加して改めて感じたのは、目的(objective)は同じでも、Who(誰に)、What(何を)、How(どのように)は全く異なるということ。目的は同じであっても、ターゲットとする顧客の属性にあわせたアプローチが必要で、答えは1つではないということです。

いま、当社では、社内でChatGPTを安全に利用できるサービスとして「フジテック-GAI」の導入を進めています(リリース記事)。ChatGPTを活用するには、プロンプトと呼ばれる入力文の精度を高めたり、質問の仕方を工夫するなどコツが必要になるのですが、運営側が一方的に使ってください!ノウハウはここに書いてあります!と言ってもなかなか普及しない。
そこで、利用者同士がノウハウや知見を共有する場(コミュニティ)を作ろうと考え、コミュニティマーケティングの手法を取り入れた社内展開をまさに行っているところでした。

アカデミー終了後の懇親会でも「これまで、コミュニティ運営はこうしなきゃ!と囚われていた」というお話を聞いてめちゃ共感した事と、しっかりユーザー=現場を見る事の重要性を再認識する機会となりました。

このnoteが、私を成長させてくれたコミュニティに少しでも貢献できれば幸いです。行動は連鎖して、ビジネスも人生もグロースする!


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