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AIに隠れる企業側の意図

今回は藤原和博さんのこのコラムをよんで考えたことを書いていきたいと思います。

・概要

一番伝えたかったのは、SNSを使っていると気づかないうちに誰かと似たようなものを身に着けたり似たような考え方になるかもしれなくて、そうならないためには距離を置いて自分を疑うことが大切なんだ、ってことだと受け取っています。


SNSで皆の生活を簡単に覗き見れるようになったり、AIが利用者の好みに合わせて広告などを作り上げてくれることは楽しくもありますが、どこかにある中心に近づいて行っているようにも見えます。

・思うこと

確かに、人と違うことや差別化が求められる世風がありながらSNSという世界の中を通して皆がある地点に寄っていきつつあるのかなとは感じました。
もちろん、サービスの利用に良し悪しを決める権利が我々にあるわけもなく、利用者からすれば楽しく便利なものであり、利用しない理由はないでしょう。ただ、第三者が見たとき利用者が自分色に染まったと思い込んでいるSNSが実は周りの人の色と似ている、ということは容易にあり得ると思います。自分の投稿で出来たSNSが気づかぬうちにどこかの点に吸い寄せられているのです。

これはAIが大きく関与していると思うのですが、そもそもこのAIは企業側の意図があって作られているはずです。時々、AIに操られるとありますが現在はAIは人間が作っていることが大半であるので、正確には人間に操られているといえるでしょう(AIがAIを作ることは想像しないでおきます)。

非常に話がずれますが、AIを企業が意図して作っているのなら、AIを観察すれば企業側のマーケティングが理解できるのかもしれないと思いました。例えば、コーヒーの記事をよく見る人のSNSにはチョコレートの投稿や広告がおすすめされるようになったとしれば、そもそもコーヒーとチョコレートは相性が良くて売れ行きがあることが理解できます。

何より書いていて思ったのは、どういったサービスであれ企業側の意図を考えて利用することはとてもいい勉強になるということでした。

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