「食のニュービジネスモデル」プロジェクト、終了
今回は、私が受講していた「食のニュービジネスモデル」プロジェクトについて、振り返っていきたいと思います。
・目的は達成できたか
まず、簡単にどういうプロジェクトなのかを簡単に説明すると、食という分野に幅広い業界の人が関わる中で今後の新しいビジネスを考えていこうというプロジェクトになっています。
私はプロジェクト開始前に、「自分で実現したいと思える、かつ実現可能なビジネスモデルを作る」ことを目標にしていました。
そして、率直に言えばその目的は達成できませんでした。
足りていないものを痛感したプロジェクトだと、今振り返っています。
・足りない経験、もっと力になりたかった
プロジェクトではチームが組まれ、その中で自分でモデルを考えることもあれば、誰かのモデルに意見をする時間もありました。
その中で、わたしは「学生ならではの視点」をよく求められました。
正直、その質問に対して「学生ならではの視点とは?」と思っていました。私は学生ならではの視点というより、私は色んなことを知っているということを伝えたかったのです。
ただ、結果的に自分には思っているほどの力がないことを嫌というほど痛感しました。
今思えば、「学生ならではの視点」ぐらいでしか、自分はチームの役にたてなかったでしょう。
足りなかったのは、社会人として・企業家として、ビジネスを体験したインプット・アウトプットの経験量だと思います。
起業したことがあるわけでも、長期間ベンチャー企業で働いたことがあるわけでもない私には絶対ないものです。
私自身どこかで、「そもそも、学生でプロジェクトに参加している自体がすごいこと」だと甘えていたのかもしれません。
・反発力
プロジェクトの中では、講師の方に自分が考えたモデルを見ていただいたり、他の参加者の方にアドバイスをもらえる時間がありました。いわゆる、ブラッシュアップです。
しかし、私はそのブラッシュアップに対して何度目かであきらめてしまいました。
あきらめる言い訳に、「他の人のモデルを一緒に考えるほうが有意義だ」という理由をつけて。
そもそもの目的から目を背けていたわけです。
・悔しさから、また新しい挑戦を
プロジェクトを終えて、「ビジネス経験」と「反骨精神」が私が目指すモノを手に入れるうえで必要だけど、今の私にはないものだと分かりました。
悔しさはあります。
ですが、この経験を後で振り返った時に「あの経験があったから」と、プラスに振り替えられるよう、また新しい挑戦をしていきたいと思います。
不器用でも要領が悪くても、少しずつチャレンジします。
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