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「彼女展」に行きました

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日ご紹介したトンかつ弁当を食べることが出来た理由・・・それは、千葉県立美術館で開催されている、江口寿史さんの「彼女展」を観に行くためでした。以前のnoteで記した通り、今年3月に渋谷で行われていた「RECORD展」では、江口先生本人にお会いすることが出来ただけでなく、作品にサインまで…そんな夢のようなことが起こりました。

あれから約半年が経過して、今度は千葉で「彼女展」が開催されています。2019年から、日本各地を巡回しながら開催しているこの「彼女展」。この展覧会では、江口先生の過去の貴重な作品から、展覧会のライブドローイングで生み出された作品まで…とにかくあらゆる角度から、先生の作品に触れることが出来るのが大きなポイントになっています。
*この展覧会は全てのエリア撮影OKとなっています。

このひばり君も、最近描かれた作品です。当時よりも緻密な線使いになっているからなのか、服装などのチョイスなのか、全く古さを感じさせません。むしろ、このような作品が企業コラボなどでファッションアイテムとして登場するあたり、流石としか言いようがありません。

貴重なデッサンも展示されていて、先生の線使いが時代と共に緻密、かつ繊細になっていく過程を垣間見ることが出来、時間が経つのを思わず忘れそうになってしまいました。江口先生は最近、デジタル上で作品を仕上げることが多くなったそうで、原画自体が残っていないため、こういったものが観られるのは大変貴重です。
(今回の作品展も、最近の作品は高精度に印刷されたものが展示されています。)

一番観たかったのはこの作品でした。この中のどこかのチームが好きなのですが、プロ野球というジャンルも、江口寿史というフィルターを通してみると、こんな作品に仕上がるんだと驚きます。リーバイスなどファッションブランドや、先生の故郷でもある水俣市の観光向け作品などコラボレーションの幅がとても広く、今回の作品展を通じて「江口寿史」というひとつのブランドとして、しっかりと確立されていることを肌で感じることが出来ました。

貴重な初期の作品の中で、感動したのが「すすめ!!パイレーツ」の原画です。子供の頃に読んでいた作品なので、どんな内容だったかがあまり思い出せませんが、犬井 犬太郎など印象的なキャラクターが多く、とても印象に残っています。今回の展覧会では、千葉会場限定で千葉パイレーツのTシャツなどが発売されていますが、思わず購入しそうになってしまいました(苦笑)

物販エリアは会場限定のものが多く、物欲モード全開になってらっしゃる方が大勢いました。これから行く方にアドバイスをしておくと、美術館の売店で購入すると、紅乙女(九州の胡麻焼酎のメーカー)のポスターやウチワが貰えます。なので、物販エリアと売店で売っているモノを両方確認された方が良いと思います。ちなみに私の場合は、期間限定で通信販売をしていた際に、アクリルパネルなどを購入済みだったので、そこまで出費はありませんでした。

来年、期間最終日と前日はサイン会が行われるとのこと。各日限定200名とかなり狭き門となっていますが、江口先生の作品が好きな方は並ぶ価値があるかと思います。ただ、作品をゆっくり見たい・・・という方は、最終週は混むと思うので、極力年内の平日に行く方が良いと思います。どうせならば、千葉駅まで行って万葉軒のトンかつ弁当を味わってもらえればと思います。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!




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