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時間をかけるからこそ、深いご縁につながる

どうも、ウクモリ ヒロオです。

ここ最近、これまで育んできたご縁がさらに深くなるケースが急激に増えてきています。例えば、7~8年前にご縁がつながり、細い糸で結ばれていた方々と突如として関係性が構築されたりと、ご縁を大切にしてきたからこその出来事が増えました。多くはゆるい関係性から時間をかけて発展したものなので、当時から様々な場に出向いていて良かったなと思っています。

ところで、こういった活動を独自にやり続けていると、周りの方々から「そこで育んだご縁はどのように継承するんですか?」と聞かれます。確かに私が独自で育んできたご縁だからこそ、その点が気になるのは当然かなと思っています。ただ、皆が認知しずらいようなカタチで継承が進みつつあります。

まず、ご縁が深まったことによって製品化の相談につながった際、ここ最近はかなり具体的な案件や社員の育成につながる場合は、積極的に社員に担当して貰うようにしています。なのでここ最近は、私自身が具体的な案件を担当するケースはほぼ無くなりました。というぐらい、実は承継が進んでいます。私以上にしっかりと対応してくれる社員がいるということも、承継をお後押ししています。これは数年前では考えられなかった、とてもありがたい状況です。

また、ご縁を育んだ結果出来上がったコミュニティーについても、実は承継が始まっています。かなり特殊な事例のため、残念ながら具体的なことは言えませんが、万が一私に何かあったとしても全てがゼロに戻ってしまうという可能性は無くなりました。こちらについては偶然の産物ではありましたが、私自身も驚くような展開になっています。私自身、相当恵まれているなぁと実感しています。

どちらにせよ、この10年間で築いてきたご縁と関係性は、自らが進んで育んできたからこそ、とても良質なものへと進化し続けています。必ずしもビジネスに直結しなければならない・・・という呪縛もなかったため、自然体でのびのびとご縁を育んできました。そんなことが出来たのも、私の会社をしっかりと継続してきてくれた先輩方がいたからこそだとも感じています。ただ、その一方で継続してきたことをそのまま引き継ぐかどうかは、全く別ものでした。

思えば私は、今の会社に入ってからはほぼ既定路線で仕事をしてきませんでした。なので、周りの方には相当な迷惑をかけました。先代の方向性とは真逆に進むことも多々ありました。ただ、私がやってきたことは、あくまでも正道を歩むこと。だからこそ、ほとんど迷いがありませんでした。

自分にとってではなく、共存共栄を歩むために正道を歩めているかどうか。大切なのはその点だと考えています。だからこそ、私の会社でもその想いが共有出来る環境を作ることが出来ればいいと思っています。時代と共に共存共栄の仕方が変わってくるので、時代に合わせて会社の仕組みも変えていけばいいとも。

既に私の周りでは、一回り以上若い世代の方が後継者として活躍し始めています。特に町工場の若手経営者の方々はとてもフレキシブルで、自らの可能性を信じながら様々なチャレンジを続けています。そんな方々から刺激を受けつつ、これからもご縁を軸に自分で何が出来るのか、客観的に見つけていければと思っています。

こんなことを感じながら、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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