見出し画像

正道を歩めば迷いが消えるのに

どうも、ウクモリ ヒロオです。

私の会社は、私が経営者になった12年前から「お客様のお役に立つために出来ること」という言葉を、経営の軸に置いています。同時に、「ご縁を大切にする」「正道を歩む」という2つの言葉を、まずは私が率先して実行することにより、社内全体が少しずつ同じ方向を向くようになりました。昨今の社会情勢を見ると、この考え方を早い段階で根付かせておいて良かったと思っています。

今、世間で様々な問題が起こる中、特に「正道を歩む」という言葉を大切にしてきて良かったと感じています。そして、まだ少数派ではありますが、そう思い実行に移している経営者が周りに増えてきたように思います。近江商人は「三方芳し」という言葉を伝え続けています。私はこの言葉は真理だなと思う一方で、同じく近江商人が伝える「不義にして富まず」という言葉も大切なキーワードだなと考えています。

数年前から、経営者として私が実現すべきものは「共存共栄」だと悟ってから、「不義にして富まず」という言葉は、単に収益を上げて富を手にするという意味ではなく、豊富にある繁栄するといった言葉に置き換えられることを理解しました。だからこそ価値があるなと。

昨今は、大手企業の方々からも、新規事業立ち上げなど様々な相談が舞い込むようになり、ディスカッションさせていただきます。私はどのような相談であろうと、正道を歩むという面は大切にした方が良いとお伝えします。同時に自社の収益性だけではなく、周囲との調和や共栄の面で成り立つかどうか・・・そんな点にフォーカスを当てて欲しいとも伝えます。

誰かがではなく、皆で

新たなことを始める際には、この視座が備わっているかどうかで、成功の確率も変わってくるのではないかとも感じます。いずれにせよ、正道を歩もうとしたら、視点はおのずとそうなるのではないかとも。皆さんいかがでしょうか?

私は正道を歩む姿勢を貫くようになってから、悩むことが少なくなりました。同時に、自然体にもなれたので、とにかくまずはチャレンジしてみようというポジティブな感覚でいられ続けています。また、私自身がこの姿勢を貫き続けていたら、社員も迷わなくなりました。別の言い方をすれば、私が当たり前だと思っているこの方向性に疑問を持つ方々は、早々にいなくなったというのが実際のところです。

当然ながら、正道の考え方が異なる場合もあるので、全く葛藤がないという訳ではありません。ただし、少なくとも嘘をつくような行為はしないので、心の余計な負荷はかかりません。私の会社では何か失敗した場合には、すぐに情報をシェアすることが求められます。そこで何かを偽ると、自身の評価も含め、絶対に良くない方向に行ってしまうことを多くの人間が理解しているからこそ、悪いニュースは最低でも管理者にはすぐ伝わるようになりました。

多くの場合は、管理職が責任を持って解決してくれるので、私が判断を下すような重要な事案はそこまで多くありません。だからこそ、私は精力的に動くことが出来ています。日々の社員の努力に感謝しているからこそ、私が仕事を疎かにすることもありません。

正道を歩み続けると、こういった点でも効果が出てきます。とにかく続けることが大切だと思っています。

某所で購入した烏龍茶、素敵な言葉が添えられていて、とても素敵だなとおもいました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?