国際ロボット展で開催するイベントについて①
どうも、ウクモリ ヒロオです。
世界最大級の規模で開催される「2022国際ロボット展」も、3月9日の開幕まで半月となりました。私が企画・運営に携わっている「ロボット体験企画コーナー3」という併催イベントも、調整が大詰めを迎えています。お陰様でかなり具体的になってきたので、今日から数回に分けてどんなイベントをするのか書き綴りたいと思います。今回は「ロボコンエリア」についてお届けします。
【国際ロボット展への入場は、公式サイトにて事前登録制が必要です】
「国際ロボット展」と「ロボット体験企画コーナー」について
国際ロボット展は、1974年から2年に一度開催されている歴史ある世界最大級のロボットに関する展示会です。前回、2019年の開催時は来場者数が4日間で14万人の来場がありました。この展示会の大きな特長は土曜日も開催している点。単なるビジネスショウにせず、ロボット業界全体の発展につながるよう配慮されています。
「つくる☆さわれる国際ロボット展」は、次のロボット産業の担い手を育成するために、2017年から併催イベントとして開催されています。来場する家族連れや学生の方々に向け、もっと気軽にロボットに触れてもらう機会を増やそうと企画されており、今回が3回目になります。過去2回は土曜日のみの開催でしたが、最終的には約1万人以上の方にご来場いただき、終日賑わいました。
私は、この併催イベントの中核となる「ロボット体験企画コーナー」の企画・運営に携わっています。1回目(2017年)は、開催まで2カ月という段階から企画・運営を任されたため、とにかくイベントに協力していただける方々を集め、何とか開催した・・・そんな感じでしたが、前回(2019年)からは大枠のテーマを決めながらの開催へとシフト。今回は、主催者の日刊工業新聞社さんから1,200㎡という広大なエリアを貸していただくことになり、「ロボコンエリア」と「次世代エリア」という2つのエリアを設けました。
「ロボコンエリア」について
実は、今回の企画については昨年の夏ごろから下準備を始めました。昨今の新型コロナウィルスの感染が拡大する中、私は日本全国でロボット競技大会は開催がままならない状況にあることを聞いていました。そこで、私のイベントはロボコンと主軸にしたいと思い、かなり早い段階から調整を進めてきました。ご縁がある方々と調整を進め、最終的には4団体から参加表明をいただくことに成功。それぞれの競技大会が黙々と競技を進行するだけではなく、他の競技大会の交流も楽しんで欲しい。化学反応を起こして欲しい。そんな想いから、実は4団体の休憩時間は30分刻みの時差式にさせて貰いました。
4つの競技大会が同じ会場で開催されることは、これまでほとんどなかったそうなので、国際ロボット展の私のイベントが前例となればいいなと考えています。また、将来的にはここで起こった化学反応が、新たな競技会の誕生につながれば・・・とも。そして、このイベントを間近で体験した子供たちが、将来は競技参加者として舞い戻ってきて欲しいとも感じています。
「かわさきロボット競技大会」
「かわさきロボット競技大会」は、1994年から始まった川崎市が主催する老舗ロボット競技大会です。技術発展と技術者の育成を目的としており、実際に多くの優秀な技術者を輩出しています。写真を見ての通り、機体がぶつかり合う躍動感たっぷりなロボット競技大会なので、見学していても思わず身を乗り出してしまうほどの臨場感が味わえると思います。
今回、運営でご協力いただくのは小原歯車工業さん。かわロボ出身の技術者が多い会社で、自社でかわロボに準拠した「KHK杯」という大会を開催されていることからオファーさせていただきました。「KHK杯 出張版」と銘打っているのは、そんな背景があります。
【ロボット異種格闘技戦 KHK杯 出張版】
開催日時:2022年3月12日(土) 10:00-17:00
開催場所:西4ホール「かわさきロボット競技大会」エリア
イベント:ロボットのバトル大会、ロボットのデモンストレーション
「水中ロボットを動かしてみよう」
「水中ロボットを動かしてみよう」のエリアでは、水中ロボットコンベンションを主催する特定非営利活動法人 日本水中ロボネットさんと、ロボ化石として活動されているAFK研究所の近藤敏康さんが中心となり、来場者に水中ロボットの操縦体験をしてもらうイベントを行ないます。水中ロボットエリアでの操縦体験イベントは、2017年から毎回開催されている家族連れの方々に大人気の企画です。
操縦体験できるロボットは、水中ロボコンのジュニア大会で使用されている機体や、写真のような古生物を模倣した機体で、直感的に操縦出来るタイプのものが中心になっています。巨大な4m×2mサイズのプールを2つ設置して、来場者の皆さんに操縦体験してもらおうと考えています。水中ロボットの操縦体験イベントはめったにないため、大変貴重な機会になります。もし来場が可能な方は、是非ともご参加ください。ただし、整理券は開場直後に無くなってしまう可能性が高いので、お早目にご来場いただくことをお勧めします。
なお当日は、サンシャイン水族館さんのポスターセッションエリアも設ける予定となっています。春から始まるイベントの告知をしていただく予定になっています。
「水中ロボットを動かしてみよう」
開催日時:2022年3月12日(土) 10:00-17:00
開催場所:西4ホール「水中ロボット&古代生物型水中ロボット操縦体験」
エリア
イベント:①水中ロボットとロボ化石のデモンストレーション、パネル展示
②水中ロボットとロボ化石の操縦体験(1名当たり数分程度)
参加条件:②は小学生以上、開場と同時にエリア受付にて整理券(時間指定
制)を配布します。(参加費無料)
気が付けば、2つのエリアを紹介しただけで長文になってしまいました。
申し訳ありませんが、ロボコンエリアの続きは明日に持ち越したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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