電磁波対策品サンプルの提供を始めます
松山工業株式会社の鵜久森 洋生です。
お陰様でnoteの投稿もルーチン化出来、DMM.make AKIBAさんのマガジン「Makers」での毎週土曜日の投稿も定着しました。
ここ最近、実は書く時間がかなり減ってきています、ただし、ネタが思い浮かぶまでの時間が短くなってきているので無事に投稿が続けられています。
「継続は力なり」という言葉、本当にその通りだと思います。
電磁波対策品のサンプル提供を始めます
緊急事態宣言が解除されてからとなりますが、10FのMEASUREMENTルームで電磁波対策品のサンプル提供を始める予定です。
実はMEASUREMENTルームには、電磁波測定が可能な「シールドルーム」がありますが、皆さんご存じだったでしょうか?
その装置の脇にシールドなどを入れた小箱を置いて、皆さんに自由に試していただけるようにします。
また、どんな電磁波対策品があるのかを知ってもらえればと思い、リサイクル素材提供スポットで、小袋に入ったサンプルキットの配布も始めたいと考えています。
ノイズ対策していますか?
ハードの開発を進めていると、最後のプロセスで問題になるのが「ノイズ対策」です。
量産前の最終段階にならないと測定が出来ないため、大手企業の情報通信機器の開発プロセスであっても苦慮する課題となっています。
製品をローンチしても、製品、もしくは周囲の機器が電磁波の影響で誤作動を起こしてしまうと大きな問題に発展しかねません。
なので、その点をしっかりと克服しておくことが大切です。
少しでも気になった方はこちらをご覧ください
松山工業は2018年に電磁波対策を特集した情報誌を配信しました。
この時の資料は、製品の紹介などをかなり抑え、「なぜ電磁波対策が必要なのか」「どんな影響が出るのか」など、基礎的な情報を多くしました。
簡単に読むことが出来る内容になっているので、是非とも参考にしていただければと思います。
小型化・高密度化すると対策が困難に
機器を小型化、機器内部が高密度化すると、電磁波対策が出来なくなるケースもあります。
ほぼ完成した製品を、電磁波対策のためにイチから見直ししなければならないケースを実際に見たことがあるので、事前にどんな電波が出そうなのかは調べられた方が良いように思います。
製品のクオリティーを上げるためにやらなければいけないことは沢山あります。電磁波対策もそんな要素のひとつだとお考えください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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