自分のフィールドからはみ出てみる
どうも、ウクモリ ヒロオです。
ここ最近、実は書く時間がかなり減ってきています、ただし、ネタが思い浮かぶまでの時間が短くなってきているので無事に投稿が続けられています。
「継続は力なり」という言葉、本当にその通りだと思います。
多様性を実感するには
ところで以前、「足元にはヒントがたくさん」という投稿で、行動変容によって気付くチカラが養われると、足元に落ちているたくさんのヒントが可視化され、チャンスにつながると書きました。
私はもともと、自社のSWOT分析(マーケティング分析)の結果に基づいて、強みを活かしせることからサービスロボット分野への進出を決めました。13年前のことです。当時はまだ創世記で、サービスロボットという言葉が世の中になく、私は「福祉・介護分野のロボット」というキーワードを使っていたほど。
お陰様で今、弊社はサービスロボットの分野で様々なお手伝いをしています。
好奇心こそはじめの一歩のような気がします
これまでの自分、新型コロナウィルス感染拡大以前の自分であれば、色々な場所に出向いて文字通り「見聞」を広げていました。
なので、私自身はまだまだですが、これからもその努力を怠ることなく行動したいと考えています。
そんなことを考えていた中、Clubhouseでおととい、日本マイクロソフトの初代社長を勤めた古川 亨さんのトークを聴く機会がありました。
360度見渡せるセンサーが、頭に数十個くらい付いているかのような方で、とにかく話を聴いていて面白かったです。
この方の凄みは、視野の広さだけでなく、ご縁に広さも限りないこと。
慶應義塾大学の教授時代、学生が無茶振りで「坂本龍一さんを授業に呼んでほしい」というリクエストに難なく答えていたとの逸話を聞いて、かなり驚きました。
広さ、メチャクチャ大事だなと改めて実感しました。
そして何より、好奇心こそはじめの一歩なんだとも。
自分のフィールドからはみ出てみる
ここ数年、私は自分のフィールドからはみ出て活動することが多くなりました。
正直なところ、私自身もどんな化学反応が起こるか分からない中、人をつなげるケースもあります。ただ、「おそらく何かが起こる」・・・そんな直感があった場合におつなげしているので、全くのデタラメでもありません。
他のフィールドの知識が少ないからこそ、面白そうだ思えるのかもしれません。
軸は必要ですが、軸を中心に何をやるのか・・・例えば、昨年からサンシャイン水族館と、品川女子学院の方々をおつなぎした結果、特別授業を実施しています。
全く私のフィールドと絡んでいない分野でしたが、オンラインで生徒の皆さんと一緒に特別授業を受講したら、生物多様性を知ることの重要性や、生態系が破壊されることによる生活への影響、プラスチック類による海洋汚染の深刻さなど、ヒントになる話題満載でビックリしました。
昨今、多様性(ダイバーシティ)と、持続可能な(サスティナブル)という言葉が、未来を考えるうえで非常に重要なキーワードになってきています。
私は、そのふたつに社会貢献(ソーシャル・コントリビューション)という言葉を加えた3つの柱を加味したビジネスを生み出すことが、経営者の新たな課題になっていると考えています。
先述の特別授業の例でいえば、私自身はそこで収益を得ることは出来ません。ただ、水族館のスタッフの方々も生徒の皆さんも、私も皆で収益以上の知識を得ることが出来ます。ここに価値を感じます。
こういったことに価値を感じていたら、気が付けば収益にも結び付くような出来事が多くなりました。
フィールドをはみ出し続けると、自分でも驚くような出来事が増えます。
「何か新しいことをやりたいんですよね」という経営者の方と出会うことがありますが、肝心なのは一歩踏み出しているかどうかです。
私はどんどん前に進もうと思っています。
そんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?