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Day 20 友達のキン消しを盗んだ

後悔していることが思いつきません。
失敗はたくさんあります。
でも、その失敗を回避できただろうとも想像できません。
遅かれ早かれその失敗はしていたのであって
気をつけていたら
またはもっと頭が良かったら
しなくてよい、または一生経験することのなかった失敗だったとは
全然思えないのです。

でも、何らかの後悔はあるはずです。
ただ、お題に従って書いていきましょう。


友達のキン消しを盗んだ

明らかな私の悪事を思い出しました。
小学生の時に友達からキン消しを盗んだのです。

「キン消し」とは、キン肉マン消しゴムの略です。
当時、キン消しでプロレスごっこをするのが流行っていました。
ノック式ペンでレスラーを飛ばして遊ぶんです。
人間もキン消しも重いのが強いです。
でかいキン消しですね。
つまり、「サンシャイン」がいいわけです。
若い方全く分からないと思いますが
(サンシャインはでかいのね)という認識でいてください。

そのサンシャインを友達の家に遊びに行った時に盗んだんです。
もちろんバレました。友達の家を出て数秒後にバレました。
友達が窓から泣きながら叫んだからです。
「サンシャイン、盗んだだろー!」
戻って、戻して、謝りました。
(なんであんなことしたんでしょうね)
そんなに勝ちたかったんでしょうか。
今でも分からないです。
あんなことしなきゃよかった。後悔しています。
すみません。

1番の後悔ではないかもしれませんが
1番に思い出した後悔です。

あの頃はスーパーの袋いっぱいにキン消しを集めていたなぁ

バイクに乗っていたら、車に轢かれた

大学生の時の話です。

轢かれたくはなかったなぁ。
道路交通法的には、車の方がでかいので過失は向こうのはずですが
何か私に過失があったのでしょうか。

ありました。
あの時はすごくお天気が良くて青空で
(いい〜天気だな〜〜)と上を向いていたんです。
前に向き直った瞬間
車に轢かれました。

左折する車の死角に入って
巻き込まれてしまったんです。
数メートル飛んで、宙を舞いました。
走馬灯が半生流れて(全生流れていたら○んでいたのでしょうか)
柔道の前回り受け身で
地面に叩きつけられるのを回避して
立ちました。

サッカーで養った身のこなしで無傷だったのは
不幸中の幸いでしたが
よそ見をしていて轢かれたのは後悔です。

やっちゃいけないことは
やっぱりやっちゃいけないんだと学びました。

もうまとめ

結構生きてきた割には後悔が少ないです。
これは、正当に素晴らしい人生を生きてきたということではなく
自分に対して過大な期待をしていないからでしょう
後悔というのは、(できたのに、やらなかった)ということでしょう。
(今の自分から考えたら、できたのに)というのは、
後から何とでも言えるので、私は数に入れていません。
当時の私は当時の私の頭の容量内の脳味噌全開で考えて
精一杯の行動をしていたのです。

(できたのに、やらなかった)ということは、ほぼないです。
やりたいと思って、できるなら、そして且つ誰にも迷惑がかからないなら、やる。
数少ない人生のマイルールです。

不注意に突っ走って、失敗することはよくあります。
鎖骨を折ったり、車に轢かれたり、アキレス腱を切ったり、死なない程度の怪我はカウントレス。
フラれたり、嫌われたり、心無い言葉に傷ついたり、心の傷は瘡蓋(かさぶた)に。残った凸凹はチャレンジした証。

この後の人生で1番の後悔をしないように
精一杯生きていきたいです。

この人生を去るとき
1番の後悔を聞かれたら
「友達のキン消しを盗んだことだよ。ごめん」
と人生を終わらせたいです。

もしそうであったら
なかなかいい人生だったと言えるのではないでしょうか。

また明日。

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