【中小企業経営者向け】経営改善計画をつくるための補助金 405事業
アフターコロナの時代に入り、
インバウンドは回復し大阪では百貨店の売上が絶好調らしいです。
しかしながら中小企業では、
好況といわれても資源高、最低賃金アップ、人手不足など
なかなかしんどい会社が多いように感じます。
コロナ前からもともとあった企業格差が、
さらに格差が開いたみたいな。。。
コロナ禍にスピード優先で実行されたゼロゼロ融資は、
３年間は元金返済の棚上げができたので
コロナ禍は実は倒産件数が激減しておりました。
アフターコロナの時代に入り、
倒産件数が現在急増中しコロナ前の水準に戻りました。
ここにきて民間金融機関からのゼロゼロ融資の
返済開始のピーク第2波が令和６年4月にむかえようとしています。
とはいても好調な会社は、
コロナ融資で現金ポジションを高く保っていたので
返済がゆっくりスタートしても問題ありません。
でも、コロナ禍から改善していない会社や
更に悪化している会社も当然たくさん存在します。
国もそのあたりをすごく気をくばってくれており、
さまざまな手を打っています。
経営改善計画策定支援（４０５事業）
国も中小企業がバタバタと倒れると、
雇用の問題や融資が返ってこない問題、
政府がたたかれる問題などが
発生するため急な倒産増加を避けたいんですね。
しかし、コロナ禍と同じように追加融資を
どんどん実行するというのもキリがないですし、
モラルの崩壊を招きかねません。
すでに、モラル崩壊はおきている説も。。。(笑)
そこで経済産業省が力を入れているのが、
経営改善計画の策定支援です。
※ちなみに４０５事業とは、
リーマンショック時に405億円の
予算がついたことからこの名称らしい
・計画策定にかかった費用の２/３を補助金で支援（上限200万円）
・伴走支援にかかった費用の２/３を補助金で支援（上限100万円）
※計画策定後、３年間の進捗状況報告がセットになります。
そのことを伴走支援という
計画をつくることのデメリット
・何でわざわざ計画をつくらなあかんねん。。。
・おおげさやで。。。。。。。
・お金を何で払わないとあかんねん。。。。。
・手ををとられるのが嫌だ。。。。。。。
・銀行に何でイチイチ言わなあかんねん。。。。。
わかります。
わかります。
めっちゃわかります。
しかしメリットも多くあります！
計画をつくることのメリット
・お金の流れから課題が明確になるので、打ち手がわかる
・頭が整理ができる
・対外的に一定の信用を得られるため融資など協力を得られやすい
・漠然としていた権利と義務がハッキリする
・実はしがらみを断ち切るきっかけになる
・資金繰りが落ち着く安心感
ほかにもいろいろありますが、ざっとこんな感じでしょうか。
自分のこはと自分が一番知らない
自社のことは案外わからないものです。
めちゃくちゃ意識して自社のことを理解しようとしている会社でも、
ひとつでも得られるものがあったら
もうけものではないですか？
人は「自分の都合のいい情報だけ」を
収集しがちです。
多少の時間と費用は要しますが
情報の整理は
すごくメリットがあります。
誰に依頼するのかが重要
経営改善計画策定に補助金が活用できるのは、
経済産業省の認める
経営革新支援機関にかぎられます。
しかし、
経営革新等支援機関にも正直いろいろありますので、
経営改善計画をつくるのはすごくメリットがありますが、
より効果が期待するには
どの？
認定支援機関にお願いするかが重要となってきます。
誰の紹介か？金融機関からの紹介の場合は、金融機関を見て仕事をするケースもあるので一定の注意は必要です。
能力があるのか？計画策定において、債権者である金融機関の知りたい情報を開示するとともに債務者である会社側の事情も説明して主張すべき点は主張し交渉すべき点は交渉すべきです。
計画策定はあくまでも手段であって、目的ではありません。目的は経営改善ですのでビジネスライクなコンサルタントや税理士もいます。
わたしは、経営革新等支援機関として
経営改善計画策定を
お手伝いさせていただいたおります。
弊社では単に計画策定を行うだけでなく、
会計・金融機関・財務コンサルティングとして
豊富な経験を元に
経営者に寄り添ったコンサルティングを提供します。
部分最適でなく
全体最適となる支援を実施することを
お約束いたします。
ご関心をいただける方には、まずはZOOMで30分の相談を実施させていただきますので、ご連絡をいただければ幸いです。
ＵＫパートナーズ
梅村 尚樹
umemura@ukp.co.jp
よろしければサポートお願いします！ いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます！