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【中小企業経営者向け】民間金融機関による計画書作成支援がスタート!?



早期経営計画策定支援(ポスコロ)


以前、記事でご紹介したした

経営改善計画策定支援事業(405事業)の

簡易版で

ポスコロ事業という

計画書作成の

補助金制度があります。

405事業と比較して、

簡易な項目のみで認められため

企業側の費用・工数の負担も少ないため

小規模の会社にとってはちょうど良いと思います

費用の2/3が補助金(上限25万円)で

まかなわれるため

自己負担が1/3で済むため

企業側にとってはよい仕組みのように思います。

しかしながら、

実は補助金の申請にかかる

事務作業が大きいため、

この予算では民間企業としては

正直ビジネスとしては

ポスコロは経営革新等支援機関側の

取り組みが難しい面があります。

特に、一般の経営革新等支援機関は

役務提供のみで

金利収入はないので

収益的に厳しい面があります。

国としては、

おつきあいがある時点で金利が発生しているため、

ストックビジネスとして成り立っているということで

金融機関に

白羽の矢が立ちました。

民間金融機関の取り扱いがスタート


そこで令和6年2月1日~令和7年1月31日まで期間限定で、

ポスコロ事業において

民間金融機関の取り扱いが

可能になりました

融資だけでなく資金繰りの助言や実務支援も行って欲しい

という国の期待がうかがえます。

しかしながら、

申請にかかる事務作業が大変で、

採算は難しいため金融機関は

どう考えるのでしょうか。

また、金融機関は支店を減らしているなか、

マンパワーに制約があるため取り組みは

可能なのでしょうか。

わたしは現状メージがついていませんが、

しばらく経過を注視したいと考えています。

・採算度外視では取り組めないので、生産性を上げるのか?

・あくまでもポスコロはドアノック商品という位置づけなのか?


中小企業庁:早期経営改善計画策定支援 (meti.go.jp)

ポスコロとは?


ポストコロナ事業の略

コロナの出口戦略をつくりましょう

みたいなニュアンスです

通常の経営改善計画はマッチョなイメージがあるので

それに対して

だいぶスリムな感じです(笑)

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/04.html


申請の課題

補助金の申請は本当に煩雑なので、

今後はGbizIDの利用などが促進されれば

経営革新等支援機関の生産性もあがり

取り組みも増えるように思います。

今後の改善に期待です。

UKパートナーズ 梅村





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