先日、初めてEQという言葉を知りました。
IQ (Intelligence Quontient=知能指数)
に対して
EQ (Educational Quontient=感情指数)
と呼ばれ、自他の感情を知覚・コントロールする能力を指すようです。別名「こころの知能指数」とも言うようです。
この言葉を紹介してくれたのは、日本語教師の大先輩 ひろさん💓
EQ絵本コーチングというのを受けたそうで、とても興味深い🥰私も近いうちに受けようと早速申し込みました📕
それにしても、日本でエデュケーションと言えば「教育」と訳されることが多いけど、どうしてIQに対してEQなんだろう?
気になる…
調べてみると、語源はラテン語のeducareという言葉で、「養い育てる」という意味なのだとか*。
つまり、生まれついて持っている能力(Intelligence)ではなく、
あとから育てていくことができる能力ということなんですね。
この情動教育をすることによって、青少年の犯罪を減らすこともできると言われているそうです。でも世界的に見て、日本人はこのEQの値が低いそうです😢
我が娘たちを見ていて思うのは
今どきの子は、生まれた時から便利なものが溢れていて、どんな情報でも簡単に手に入れられるので、IQは高くなくても知識量はハンパないのではないかと思いますし、頭の中になくてもスマホでいつでも引き出せます。
でも「生きていくための能力」は低い…(あ!ウチの子を基準にしてすみません💦あくまで主観です)、もとい、低い子が多い気がします。
EQが低いと人間としての柔軟さ、しなやかさに欠け、生きづらかったり、人とトラブルになったり…。最悪の場合、自分で死を選ぶなんてことも?
EQは学習によって習得できる能力なのだから、私たち大人がサポートして身につくようにしてあげなきゃいけないのですよね。これがまた、難しいのですが…💧
私の娘たちは決して成績も良くないし、私に似てズボラだし…文句を挙げればキリがないけど😥
「何があっても生きていける、しなやかさ」だけは持っていて欲しいと常々思っています。
*白水浩信「ラテン語文法書におけるeducareの語釈と用例」(2016)