日本語って便利?宇多田ヒカルの世界♬︎
ネイティブレベルで外国語を話せる人の視点は
一味違うなぁ…と
つくづく思ったのは
先日観たEIGHT-JAMという番組です。
宇多田ヒカルさんは
ご存知の通り アメリカで育ち
アーティストとして
日本語も英語も操り
ステキな楽曲を世に出しておられます。
でも、基本的に日本語の歌詞ですよね。
なぜ日本語で歌詞を書くことにこだわるのか❓
というインタビューに
「(日本語は)自由度が高い」からだと
答えてらっしゃいました。
どういうことでしょう?
宇多田さん曰く、
例えば文の語尾を
敬語にもできるし、
「だよ」「だぜ」「だ」「だもん」などなど
何でもアリ!だから。
たしかに!
「だぞ」「だわよ」「だじょ」とかも…🤣
いくらでも出てきますね。
そして
アーティストだなあ…と思ったのは
「主語がいらない」
というコメント。
主語を省略することで生まれる余韻みたいなものって、ありますよね。
それに、主語を明示しないことで
想像させる効果とか。
ふだん何となく感じていることを
アーティストならではの目線で
言語化してくださいました。
この
主語がいらない(省略できる)ことと
語尾が自由だということは
偶然か?と思うかもしれませんが
実は関係があります。
たとえば、次の主語は誰でしょう?
自分ですか?話し相手ですか?
A 納豆は食べます
B 納豆は食べていただけます
もうお分かりですね。
A=自分 B=相手 です。
日本語の敬語って
複雑でメンドクサイ‼️と思われるかもしれませんが、便利なこともあるわけです。
他にも…
CとD、どんな人でしょうか?
C 納豆?あらごめんね、もう食べちゃったのよ
D 納豆?あー悪い、もう食っちゃったよ
どちらが男性でどちらが女性だと思いますか?
おそらく ほとんどの方は
Cが女性、Dが男性だと言うでしょう。
(100%とは言いません💦)
文法で決まっているわけでもないのに
女性が使う語彙と
男性が使う語彙が
私たちの中に刷り込まれているからです。
語尾の自由度が高いゆえに
主語がなくても
分かることも多いんですね。
アーティストさんや
短歌・俳句を詠む人には
もってこいの特長なんだと思います。
そして…
やっぱり日本人としては
宇多田さんが
こう言ってくれて嬉しいわけですよ…
「日本語の方が好き」
前々から宇多田さんの楽曲は大好きでしたが
ますます好きになっちゃいました💕
これからは
今まで以上に歌詞に注目して
聴くことになりそうです🤭🤭🤭
🍀オマケ🍀
私の大好きなこの歌
語尾の自由さを活かし
これでもかってくらい
脚韻を踏んでいます
アナタはいくつ気づきますか?
どうでしょう?
たくさんの ai(愛?) 見つかりましたか?
👇🏻答え合わせしたい方のために…🤭
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
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