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少し前になりますが、
「ぼうさいこくたい」に参加しました。
神戸でリアルで行われた防災の大イベントですが
私はオンラインでこちらのワークショップだけ。
1週間経って、アーカイブが公開されています。(2022年11月1日現在)

昔と違って
国籍・ジェンダー・障害など
センシティブな問題がはだかり
避難所において名簿で把握するということが困難になっているため
そこを踏まえたガイドラインが必要。


外国ルーツの方への配慮という点では
避難所開設後3日もすればwifi📲も使え
個室もあるそうで、
リモート💻で専門家(通訳など)を派遣することもでき、都道府県の8割は多言語サポート体制もあるとのこと。
私が想像していたよりも避難所の状況は良くなっているようです。


でも
外国人サポートや設備面での進化とは裏腹に
いつの時代も、切っても切り離せないのが
防災×女性問題。
避難所の性暴力やDVは、「災害のときは皆が希望を持てるようなニュースを」との観点から
見て見ぬふりをされてしまう…


同じ避難所で起こった性暴力に対して
「加害者も被災者。多目に見たれや」
という発言があったというのを聞き
ショックでした💧
どうして誰にも訴えなかったのかという問いに
ある被害者女性は
「そこでしか生きていけないのに
誰に声をあげるというのか」と。


災害時は、平常時より
さらに女性に厳しい状況になる。
ふだんから、女性が避難所の運営に関わっていないと難しい😥
そういう意味でも

防災は日常から始まるということ。

外国人へのサポートにしても、
同じ避難所の日本人が「なんであの人にばかり」という目で見ていては、支援が成り立たない。

一方向からしか
物事を見られない人というのは
どこの世界にもいるもの。

ダイバーシティ研究所の田村代表いわく
サポートの前にまず
支援者が現場ですべきことは

そこにいる人のまなざしを変えること。

つまり
当事者(外国人や女性など)と
非当事者との
橋渡し
が大切なのですね。

ふだん私が小中学校でのボランティアで
念頭に置いていることと
どこか同じだなあと思いながら聞いていました。

橋渡し
これからの私のテーマになりそうです。

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