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アンチエイジングとか ダイエットとか

アンチエイジングとか、ダイエットとか、その類の言葉が、すごく嫌いだ。そういうことには、加担したくないと思っている。


美しく在ることを、否定したいわけではない。
美しくありたいと願うのは、素晴らしいことだと思う。


一方で、美しさが「若さ」や「痩せている」ことに限定されていて、そういった面で、自分の否定からはじまる「アンチエイジング」や「ダイエット」という言葉には、無意識的な「いのちの否定」までもが含まれているような気がして、苦しくなる。


美しさとは、「在り方」だ。


どんなに若く見えて、痩せていたとしても、「在り方」が貧しい人のことを、あなたはほんとうに、美しいと思うだろうか。


感心はするかもしれないが、感銘は受けないだろう。


私たちは、その人の奥底にある、限りなく純粋な一欠片ヒトカケラきらめきに触れたとき、「美しい」と、大きく心を動かされるのだ。

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