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『ART RING 2023 Gallery share 展』に参加します

浅草駅そばの隅田公園リバーサイドギャラリーで行われる『ART RING 2023 Gallery share 展』に参加します。
開催期間は7/1〜7/9。
https://gallery-share-exhibition.jimdofree.com/

なんでそんなことになっているかと言いますと。
若者サポートステーションで就労に向けての支援を受けてきました。
一方で仕事には一般的な就労だけでなくフリーランスなど、他の形もあります。
クリエイティブな技能を活かした働き方に可能性を見出す若者と出会うことも多々あり。
クリエイティブグループ〝にじいろまいまい〟をサポステで出会った若者たちと自主的に発足しました。
しばらく前に図書館のギャラリースペースを借りて展示会を行ったのですが、有難いことにご評判いただき今回のお声がけにつながりました。

私は前任者を引き継いで代表になっただけなのですが。
本気でクリエイティブで食べていきたい若者には、サポステでいうところの〝インターンの場〟のように。
どうなりたいのかこれから決める若者には〝相互触発の場〟であるように。
サードプレイスにすら居場所を失いつつある人には〝第四の場〟であれたら。
そんなことを考えています。

今回展示されるデジタルイラストの『記憶』と『そらを』は、3つのキーワードを元に制作していただいたものです。
『記憶』はお題となったキーワードからリサーチしてタイトルをつけたとしたら、恐ろしいコンセプトの読解力と解像度で素晴らしい作品です。
同一作者のアクリル画『第一歩』もグループ名の由来となった多様なあり方や〝フットワークの軽い引きこもり〟のマインド、マイペースさが現れていると考えます。

カリグラフィー作品の多くは図書館での展示のために制作したものです。
カリグラフィーと書評を組み合わせることで、本が語りかけてくるものに耳を澄ますというイメージでした。
今回展示される中では一作品を除いて、カリグラフィーの文言と選書、短評を担当しております。
『東京節』だけは本でもないし文言も替え歌ですが、会場のある浅草を意識した賑やかなものになったかと思っています。
回文か早口言葉と見せかけてまぎらわしいだけの平文である『白エリと青エリ』の文言や、芯を食った文言と評判の『ドラえもん』。読んだあと脳内に音楽が流れること請け合いの『涼宮ハルヒの憂鬱』の短評など気に入っている作品も多いです。
しれっと、魔法学校に通う生徒が、魔法の力で障害を隠してクローズ就活をする拙作『パララックス・ビュー』もまぎれこんでおりますが。
自作品だからこそカリグラフィー用の文言をどうするか苦心しました。
と言いつつ、可読性的に読めない方も出てきそうなのでこちらに答え合わせもかねて付記しておこうと思います。
〝ひとりでどこまでいける 50ねんごもといれにいける ひとはだれでもめいわくかける ひとはだれでもじじょうがある〟

他にもエッセイやゲスト参加者によるデジタルの抽象画を展示予定です。

ART RING 2023 Gallery share 展には我々が同席させてもらえることも恐れ多いような素敵なアーティストの方がたくさん参加されています。
ご都合のつく方はぜひぜひ足をお運びください!


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