感想「私本太平記」（吉川英治）4巻帝獄帖
足利尊氏が主人公の歴史小説、第4巻です。
さて、タイトル通り。
今巻で六波羅探題では、「宮方征伐」「後醍醐退治」がはばからずに言われるようになりました。
後醍醐「天皇」だよ！
形の上ではお前らの上司だよ！
上司なら言う、はおいといて。
楠木正成登場巻でもあります。
……なんか、イメージと違っておっとりした方ですね（イメージ:腹ペコの熊）
「お父さまも合戦に行くんでしょ」「行かない」「なぜ」「お前らが、可愛いから」
こんなおじさんに戦させないでよ宮方……。
怒らせたらいけないタイプのおっとりだよう……。
著書最新刊「空六六六 5巻 劫火ノ語リ」好評発売中
作品情報まとめ（BOOTHにて同人誌通販受付中）
応援いただいた分は、生活費に充てさせていただきます。