感想「ゴールデンカムイ」（野田サトル）31巻 浮草堂、尾形百之助を大いに語る。
ゴールデンカムイの最終巻の感想を言いたいけど、流石にネタバレしかできないから3人の男について語るねリ記事。
ラストは尾形百之助です。
わたくしは金カムの新刊が出る度、友人と7時間イプで語り合うというイカレたパーティーをしていたのですが。
7時間のうち半分は尾形の話をしておりまして。
で、3時間半、悪口しか出てこないんです。
なんでこの男はこんなにも語らせるのか（突然の憤怒）
一言で尾形を表すならば、メンヘラハイスペかまってちゃん。
って三単語も使わせやがったな（憤怒）
属性が多いんだお前は！
鶴見中尉、杉元一行、土方一派、キロランケ一行、中央と、あっちこっちを渡り歩いて……。
いや！ 馴染んできた段階で、かまってちゃんで人を殺していられなくなって別のところに行きます！
結果的に引っかき回す役割なんですが、引っかき回して1番困るのは尾形本人です。
何がしたいのと言われまくってまして。
最終巻でやっと目的が明かされましたが。
お前……、普通に出世しといた方がラクだぞ……。
尾形がお好きな方は、ドストエフスキーをおすすめします。察せと言いづらいけれど絶対好き。
とかく尾形は、ハイスペックとコネをドブに捨てるわけですよ。
まず地頭がかなりよい。さらに狙撃手としても一流です。
第七師団団長の隠し子ですが、本妻の子（弟勇作さん）に愛されてます。
さらに勇作さんは旗手という、死亡率ほぼ100％の軍務。
……父親殺すより認知を迫れよ……。向こうも跡取り息子スペアはほしいよ……。
しかし尾形は勇作さんを、自分と同じダークサイドに、引きずり下ろそうとするわけですよ。
なんで勇作さん、こんなお兄ちゃん好きなん？
勇作さんへの態度で著しいですが。
尾形が親しげな態度をしようと思ってるときの仕草は、なんか玄人女っぽい。
人に好感を持たれる態度が、それしか知らないのでしょう。
だがお前はおっさんなんだわ！ ひかれるんだわ！
杉元一行にいたときも、ぜんぜん雑談に入らなかったんですが（どこにいても入らない）
珍しく入ってきたら、セクシーなサブヒロインみたいな態度でしたからね。お前おっさんだからね！？
後、鯉登ちゃんに「嫌い」って断言されてたんですよ。
頭ぶち抜いて殺すって脅してきた部下に、心許す鯉登ちゃんにですよ？
「おいのことボンボンとかコソコソ陰口たたきおって！」（アニメでついた翻訳）
あー……。そうやって本人に正面からデカい声で怒るタイプ、尾形も嫌いなタイプだと思いますよ。
でもコレ100％尾形が悪いから！
あまりに長いので、ここらでやめますが……。
ホント尾形が悪いし。むしろほぼつねになんでも尾形が悪いですよ。
なんでこんなに語らせるのこの男！ 後5倍くらい語ることある！
いやホント流石に止めますね！
ご静聴ありがとうございました！
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