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一瞬の異臭に一蹴されるような文字の群衆

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すっごい短い台本・短編・メモ・忘れないようにしたい思いつき
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2021年10月の記事一覧

誰かさんの悪夢

(真っ白の背景に黒尽くめの男が佇む。安くは見えないが、高くも見えない不思議なスーツに身を…

ハロウィンの片隅

(話している。中身がない会話の中に、何かの答えがあることもある。) 今日はハロウィンだな…

こんにちは地球

(男は立っている。男の周りだけ明るいが、これが夢の中であるか浜辺であるか異次元の狭間であ…

コンビニのオーバーオール

(雨の降る夜のこと。コンビニは雨の中で光を放つ。男はふらりと店に入る。雨はいまだに降って…

お花火

(花がなぜ鮮やかなのかを人類はいまだ解明していない。だから、人類はもしかしたら花の本質に…