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インスタのストーリーは日記

私は継続が苦手なうえに、やる気が乗らないとなんにも手がつけられないという非常にめんどくさいたちだ。

しかし、マイペースに続けられているのがインスタのストーリーだ。
日々食べたものや観た映画、出かけた記録はストーリーにアップして、あとからアーカイブでなにをしていたのかを見かえす。
カレンダーに切り替えられる機能をけっこう重宝している。
そうしては過去の自分のなんと文章の下手なことか、そんなのを記録に残すんか? など、果たしてネットにアップすべき内容であるか定かではない内容もあったりする。
だがこれは私の生活にとっては欠かせないものである。
なぜか。
それは、私の記憶を管理できるキャパの問題による。
なんとも都合のいい頭を持っている私は、重要ではないと思ったことを頭のなかから消すという作業を無意識に行っているようだ。
だから、旅行に出かけても細かくなにをしたかなんて覚えていない。
一緒に行った人が覚えてくれているから。
それから勉強でさえもテストや受験が終わったら、たいしておもしろくないことや自分のなかで重要ではないことは頭からすっぽりと抜けてしまう。
そのぶん興味のあることはどんどん吸収して覚えることができるし、いま思いかえすと、おもしろかった内容は教科書のページ数や挿絵まで覚えていたな……
要するに極端に偏りがあるのだ。

まあそんなわけでどこかに記録でもしないと覚えてられないこともあるし、日記をつけることに憧れを抱いていた。
しかし、日記帳を買って書くことに成功した試しがない。
三日坊主とはよく聞くが、三日も持ったことはなかった。
ペンを持ってその日あったことや感じたことを書き記すなんてとても私にはできやしない。
だから夏休みの一行日記が苦痛だったのか……?

そんなこんなで日記に憧れを抱きつつ向いていない私にピッタリなのがインスタのストーリーだった。
写真に撮って記録を残しながらアップすれば、過去を振り返ってもどういう経緯でその記録をつけたのか思い出すことができることに気がついた。
おそらく視覚優位で物事を処理するタイプなのだろう。
きっかけがあればそのときの記憶が映像としてよみがえることがある。

というわけで、もし私と似たタイプの人がいればぜひ試してほしい方法だ。

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