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中国古典系

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『論語』などの古典(ギャグ)をまとめてみました😁💖
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#子貢

斗筲(としょう)の人

斗筲(としょう)の人

 昨日、選挙に行った。残念ながら熊吉🐻が票を投じた候補は落選した😅。
 それはそうと、数日前、投書で「選挙には行くけど、誰に入れたものか迷う」というのがあった。
 どうやら、その人の選挙区ではドングリの背比べ並みの候補者しかいないらしく、誰に入れても、何だかなぁ…みたいな感じだったようだ。

 それで思い出したのが、『論語』子路篇にある、孔子と子貢の問答である。

子貢「どういう条件を備えてい

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『易経』って…❓

『易経』って…❓

土曜日に買った、『ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 易経』(角川ソフィア文庫)を読んでる最中である。解説によると、占い🔮の辞典のような書物であるらしい。

25Pの図の一部を絵にしたのだが、線と点を合わせたような図⁉️を見た事があると言われる方も多いと思われる。

『落第忍者乱太郎』36巻にも、この図が出ている。

これで、昔からいろいろ占っていたらしい。
🔮🔮🔮🔮🔮🔮🔮🔮�

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ご老公が言った論語の一節

ご老公が言った論語の一節

3/2に(再)放送された「水戸黄門」第40部の、富山でのご落胤騒ぎで、終盤にご老公が、偽の御落胤を担いだ家老を指して一言、「巧言令色鮮(すくな)し仁じゃな」。
『論語』学而篇にある。有名な一節なので、聞かれた方も多いと存ずる。

 たくみなことばやたっぶりした表情の人間には、仁(ほんとうの人の心)はすくないのだ、という意味です。
 ふつうなら「仁鮮矣」(仁はすくない)とするところをひっくり返すのは

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松潤家康が読んでた『論語』

松潤家康が読んでた『論語』

一昨日、「どうする家康」の冒頭シーンで松潤演じる家康が読んでた『論語』顔淵篇の中の一章。

子貢が政治について尋ねた。先生は言われた。「食糧を十分にし、軍備を十分にし、民衆が信頼感を持つことだ」。
子貢は言った。「已むを得ずどれかを捨てねばならない時は、この三つのうち、どれを先にしたらいいでしょうか?」。
先生は言われた。「軍備を捨てることだ」。
子貢は言った。「どうしても已むを得ず、どちらかを捨

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美玉

美玉

『論語』子罕篇の中の一章。訳文が小さくわかりにくいので、ここにも記す。

子貢が言った。「ここに美しい玉があるとします。それを箱の中に入れてしまい込んでおいたものでしょうか?良い買い手をみつけて売ったものでしょうか?」。先生は言われた。「売るとも。売るとも。私は買い手を待っているのだ」。

孔子の出仕意欲を確かめようとした、子貢との問答だが、孔子はいつも現役バリバリでいたかったと見える😁。

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川上の嘆

川上の嘆

『論語』子罕篇の中の一章。「川上(せんじょう)の嘆」として有名な、孔子のお言葉。
いつの年代か分からないけど、孔子晩年の頃かな?と、すると子貢は、孔子より三十一歳下らしいから、四十代くらいなんだけど、若いなぁ😅。
そんな、見た目若気な子貢だけど、冬の川辺はめっちゃ寒かった⁉️😁。

そして、昨日(前回)出番が無かった先生は、弟子に対抗意識を燃やしている(笑)。

別の弟子(子貢)が呆れて見てま

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