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美玉

『論語』子罕篇の中の一章。訳文が小さくわかりにくいので、ここにも記す。

子貢が言った。「ここに美しい玉があるとします。それを箱の中に入れてしまい込んでおいたものでしょうか?良い買い手をみつけて売ったものでしょうか?」。先生は言われた。「売るとも。売るとも。私は買い手を待っているのだ」。

孔子の出仕意欲を確かめようとした、子貢との問答だが、孔子はいつも現役バリバリでいたかったと見える😁。

もっとも、「沽らん哉」を「売るものか!」と安売りを拒むとした解釈する研究者もいる。若い時は、そうだったかも知れないが、晩年になって、どの国の君主からも召し抱えられなかった時は、さっさと売ってしまいたかったかも知れない😂。お気の毒な孔子であった。

子路はお手玉しちゃってるし😁


                  🐻

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