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触れる 浮かぶ 綴る

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最近の記事

帰路

燻る月 柔い風 纏う音 心地よく 揺蕩う心

    • 紫陽花

      毎日近くにいたのに 気付かなかった 一輪だけこっそりと 虫食いだらけで 雨に打たれて ずっとここにいたの? 強く咲いて そっと 誰かを待つように

      • 自分なりに「言葉」をテーマに毎日noteとして書いてきて今日で2週間。気付けば何書こうばかり考えるようになってきたので、明日からはマイペースに綴っていこうと思う。続けていっていつか私という人間を詰め込んだ一冊のnoteになればいいな。

        • 錆びた刃

          あなたの錆びた刃が 優しく肌を撫でていく 時々痛みを伴って 私から無駄なものを落とす 痛む場所を確認して これで綺麗になれると 傷を撫でる

        • 紫陽花

        • 自分なりに「言葉」をテーマに毎日noteとして書いてきて今日で2週間。気付けば何書こうばかり考えるようになってきたので、明日からはマイペースに綴っていこうと思う。続けていっていつか私という人間を詰め込んだ一冊のnoteになればいいな。

        • 錆びた刃

          秘密主義

          元友達に「秘密主義」だと言われてたらしい。 だから信用できないと。 べつに秘密主義じゃないよ。嬉しいこと話しても良かったねって言ってくれないし、下手すりゃ怒るから言わないようにしてただけだよ。 彼女に対してはそう思った。 秘密なんじゃなくて話すの嫌だったんだよと。 改めて考えてみると「主義」のつもりはないけど、確かに私にはいろんな秘密の話がある。自分のこと、家族のこと、友達のこと、仕事のこと、知り合いのこと。教えてと頼むことも、人の秘密を探ることもないけど「ナイショの話

          秘密主義

          きみの て

          楽になるためでなく いい人ぶるつもりでもなく 僕の好きな笑顔を もう絶やさないで ─Every Little Thing『きみの て』 このうたにどっぷり浸って、この歌詞に心底共感した頃があった。その選択が幸せであってくれないと受け止められそうになかった。6月だったな。

          きみの て

          そのためにある

          "距離感" 最初からある二人の唯一の暗黙の約束 この距離が縮まりすぎないよう 警戒してるのがわかる 遠いぶんにはいいんでしょ… 離れれば予測不能に近づいてくる この距離が縮まればきっと私は苦しむ あなたが私に見せるもの全部が好き。 でもあなたのことは好きじゃないよ。 選びながら探りながら交わす夜 どうしたってこの関係は一定の距離を保つ 作り話みたいな幸福を守る

          そのためにある

          夜に沈む

          一昨日、深夜の電話 23分間 でもいつもこんな話 それしか私に用事はなくて それしか私を思い出さない 幸せなはずのことが嬉しくないのは わがままかな。 中身なんかなくてもいいから 楽しい話がしたいのにな。 泣きたくなる。

          夜に沈む

          Lucky

          幸運は無くならないし、良いことは続くから、運はどんどん使いなさい 昔、父に言われた言葉。ちょっとしたラッキーなことがあって「嬉しいけどこんなことで運使い果たしたくないー!」って言ったらこう言われて「そっか!続くのか!」って嬉しくなった。良いことがあったらまた良いことが起きるなんて、考えただけでもハッピーになる。

          INTO THE WILD

          何年か前、憧れの人が一番好きだと言っていた映画「INTO THE WILD」を観た。その映画に出てきた言葉。 私にはない強さが詰まってた。私の憧れの人はまさにこんな感じの芯の強さを持った人。この映画を好きだと言ったことに納得した。だから憧れるんだと納得した。" 幸福が現実となるのは、それを誰かと分ちあったときだ " 心に留めておきたい言葉がたくさんあった。 この映画を観る数年前に観た「わたしに会うまでの1600キロ」今まで観た映画で私のイチバンのお気に入りといえる作品。「

          INTO THE WILD

          言葉の温度

          "baby"は「赤ちゃん」ですが、動詞になると「(ものを)大切に扱う」という意味になります。 以前見かけた某大学の中吊り広告。 なんかいいなーと思った。 動詞じゃないけど好きな海外ドラマのグレイズ・アナトミーで「才能」を"gift"って言ってて、それもすごく好きだった。 「温かい言葉」っていうのも好き。いつから使われてる言葉なんだろう。言葉に温度があることを最初に気づいた人、天才だと思う。 綺麗な言葉とか言葉の深さを感じるのって好き。うたを聴いたり、映画を観たり、誰か

          言葉の温度

          刻まれてる言葉

          自分が自由にすることで、誰かが不自由になることもあるのよ。それでも自由にできたら嬉しいですか? マナーが守れないとルールができるのよ。 小学校高学年のときの担任の先生のことば。何年経っても心に刻まれてることば。3年生のとき学級崩壊状態だった私たちのクラスを4年生から担任して軌道修正してくれた先生。厳しくてはじめは苦手だったけど、歳を重ねるごとに先生に出会えて良かったと思う。

          刻まれてる言葉

          六月

          思い出も面影も想いも ひだまりになって あたたかくあなたを 守ってくれますように ─ 6/12は祖父の命日。 その9ヶ月前、祖母のお葬式で祖父に会ったとき、祖父はとても元気だった。でもなぜか、これが最後な気がした。「またねー」と言いながら、もう会えないような気がした。 ぶっきらぼうで小言の多い祖父。それを気にしてるのか気にしてないのかさらりと流しながら家事や仕事ををする祖母。生前の二人は孫の私から見て、おしどり夫婦とは言い難かった。 祖母のお葬式で私は初めて祖父の涙

          六月

          好きな言葉

          歳をとるにつれて私は人の言葉より行動に注目するようになった ─ アンドリュー・カーネギー 好きな海外ドラマ「クリミナル・マインド」に出てきた格言。今の私のモットーになってる言葉。

          好きな言葉

          おとぎ話

          選択、会話、言葉、間合い、 行動、時間、タイミング 意味なんてないんだろう この世界に意味を探す。 意味深な誰かの世界には 祈りながら無意味を探す。 終わらないための意味を探す。 終わらないための無意味を探す。 私が求めてる意味を探す。 私が求めてる無意味を探す。

          おとぎ話

          現在地

          私には 長いことマイペースに追いかけてる 憧れの人たちがいる 彼らに出会って夢見た未来があった 高校、大学は その夢に向かって進んでるはずだった だけどそもそもそれほど積極性もない 石橋を叩いて叩いて渡らない性格の私 大人になるにつれて 現実と自分を知って その場所にたどり着くことは 私にはもうできないと思った 彼らもまた厳しい世界で戦い続けていた 私の人生なんてこんなもん そう思ってた私の前に 変わらずにある彼らの存在に その背中を見失いたくない、 その世界を

          現在地