日本からベトナムへの書類の郵送方法(エアメール・国際書留・EMS)
結婚手続きのために大阪・ホーチミン間で書類のやり取りをしました。そこで今回は日本からベトナムへの書類の郵送方法の比較について簡単にまとめたいと思います。
エアメール(通常郵便)
エアメールは配達日数が比較的長く、追跡も補償もない代わりに料金はととても安く、国内の郵便料金と大差ありません。受取人が不在でも持ち帰りされません。ベトナムの住宅には基本的に郵便受けがなく、玄関のシャッターの隙間から中に入れられたりするようです。
定形サイズなら25g以下で90円、50g以下で160円、定形外サイズなら50以下で220円、100gで330円、250g以下で510円です(参照:料金表(通常:第1地帯) – 日本郵便)。2㎏まで送れますが、個人用途では250g以上の重さの書類はあまり送らないかなと思います。ちなみにA4用紙1枚の重さは約4gです。
大阪からベトナム(ホーチミン)のお届け日数(目安)は11日となっています(参照:お届け日数表(航空通常:近畿) – 日本郵便)。僕の経験ではもう少し速く、1週間くらいで着いています。
国際書留
国際書留の料金はエアメールの料金+410円です(参照:書留 – 日本郵便)。お届け日数はエアメールとほぼ同じだと思われます。エアメールと違う点は、6000円を限度とした補償(損害賠償)がある点です。また、エアメールと違って、受取人が不在の場合持ち帰りになります。
また、料金はリーズナブルですが、情報が反映されるのが遅いです。速くても1週間かかるので、配達済みになってから情報が反映される感じになっています。また、追跡(検索)できる国とそうでない国がある点にも注意が必要です。残念ながらベトナムは対象外となっています。
尚、290円のオプションで受取通知を付けることができます。
EMS(国際スピード郵便)
EMSの料金は500g以下なら1400円です(参照:料金表(EMS:取り扱い国すべて) – 日本郵便)。国際書留と同じく、受取人不在の場合は持ち帰りになります。
損害要償額は2万円まで無料、それ以上は2万円毎に50円の追加料金を払うことで最高200万円まで補償されます(参照:EMSの損害賠償制度 – 日本郵便)。
EMSの大阪からベトナムのお届け日数(目安)は1週間となっています。
今月EMSで書類を大阪からホーチミンに送りましたが、台風で関空もほとんどの便が欠航になった日を挟んだにも関わらず、4日で受取り人の妻(当時彼女)の元に届きました。情報反映のタイムラグも半日程度でした。
エアメール・国際書留・EMSの違いまとめ
【エアメール】
格安・比較的遅い・不在時の持ち帰りなし・追跡不可・補償なし
【国際書留】
比較的安い・比較的速い・不在時持ち帰り・ベトナムは追跡不可・補償少しあり
【EMS】
高い・速い・不在時持ち帰り・追跡可能(情報反映のタイムラグも小さい)・補償あり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?