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豊饒の海 読書

やっと全巻読み終えれた。

達成感に浸っています。
一気に読み終えれました。

実は高校生の頃にも全巻読んだのですが、二巻の剣道男子に興味が持てなくて、二巻はさらっと流し読みしてしまい、その後の巻があまり楽しめなかったのでした。

いつかもう一度、ちゃんと読もうと思って一巻は何度も読みましたが、どうしても二巻の汗臭そうな剣道男子が…。
あの美しい清顕がなぜに剣道…。
なぜに飯沼…。

しかも二巻って分厚いんですよね。

なんとなく三島由紀夫先生は、二巻を大事になさってるのかなあ、と思いつつ、わたしの好みの問題で読むのが困難でした。

が、合間に大好きな谷崎潤一郎先生の本を読む事で、うまく助走がついたようで、今回は二巻も読むことが出来た!

おかけで三巻が楽しく読めました。

ジンジャン可愛いし。
レズだし。
本多のインド旅行が長くて、そこはしんどかったかな。
本多の変態っぽさが増していて、そこも楽しめました。

個人的には美少年と美女が出てくる一巻と三巻が好きです。

四巻は、薄かったのでさほど苦痛ではありませんでした。

出家した聡子の気持ちは、わたしにはなんとなく理解できたのは、わたしが年齢を重ねたせいもあるのかな。

三島由紀夫先生とわたしは、方向は違うけどセクマイなので、変な親和性を感じてしまい、他の作品も読みたいと思います。

禁色か金閣寺が気になっています。

しかし…谷崎潤一郎といい…三島由紀夫といい…。
文豪って…。

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