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アフリカで1週間過ごしてみて

こんにちは。イギリスの田舎町に留学しているあつです。(現在はウガンダにいます)
こちらの通っている大学にもクリスマスあたりから新年まで冬休みがあり、僕はいくつか前の記事でも書きましたがアフリカの中央部に位置するウガンダに行ってきました。

※アフリカ大陸全体で赤道が通っている国は54か国中7か国しかありません。そのうちの1つがウガンダです。その赤道に行った時の写真です。
(他にタンザニアにも旅行しますが、ウガンダの方が約2週間と滞在期間がかなり長かったのとタンザニアとは目的が異なっていたのでこちらの国についてメインで書いていきたいと思います)


1.なぜアフリカに行くことにしたのか?

これについては2つほどの記事で理由を書いてあるので省略します。
▼こちらをご参照ください。


2.大学1年生や入学当初に行かなくてよかった!

僕は大学入学後すぐに、アフリカへ渡航し、実際に自分の目で現場を見てみたいと思っていましたし、それが普通の人が考えることだと思います。大学当初は誰しも「ボランティア」「海外ボランティア」「途上国」に関心があると思います。僕もそのうちの1人でした。

ですが、新型コロナウイルスの影響で大学1,2年の時は海外渡航すらできませんでした。しかしながら、アフリカとはつながっていたい、何かアフリカのためにしたいという気持ちだけはあったので、日本国内でアフリカ諸国出身の友達を作ったり、アフリカの国を支援するようなNGOに入ったりなど行動をしていました。

自分の通っている大学でもアフリカに関連する講義を積極的にとったり、国際協力やボランティア関連の講義を履修したりすると共に、東アフリカで話されているスワヒリ語も学びました。

そのようなことを通じて日本からアフリカについて知るように努力していました。

そしてとうとうアフリカ大陸に上陸する日がやってきました。

机の上で、アフリカ諸国の友達から聞いた、あの話が目の前に現れるではないですか!!!
本当に水を運んでいる子どもは多いし、単純に子どもの数も多いし、日本車はかなりあるし、教育を受けられていない子どもも多いし、道はがたがただし、シャワーは水しか出ないし、めちゃくちゃ中国人に間違えられるし。。。。

こういうような日本語がかいて書いてある車も非常に多かったです。TOYOTAが車の90%を占めている印象がありました。

挙げたらキリがありません。
ですが僕がここで一番言いたのは、

もし1年生などまだ知識や言葉を知らないときに行っていたら、その1つの景色や水を運ぶと言う行動を見ても、その裏に何が隠れているのか理解できない。だが、それらを机上で勉強したうえで渡航したからこそ、その裏に何があるのか想像が容易にできるのではないでしょうか。

ということです!

(ここでは、1年生の時に行くなということを言っているのではありません。何かしら知識を付けたから渡航した方が面白く旅をすることができるし、行動の裏を想像して旅することができるということです。)

3.率直に思ったこと

僕は今回の渡航が初めてのいわゆる「発展途上国」と呼ばれる国への渡航でした。今までマレーシアやタイ、フィリピンなどは行ったことがありますが、ツアーなどで行ったこともあり都市のみの観光となってしまっていて、田舎などに行くことはできませんでしたし、それらの国は今や新興国となっています。

アフリカなどへ行った人はこのような記事を書いていることが多いので、それらに書いてなさそうなことを書いていこうかなと思います。学生でかつ、僕は1人で旅行したので、その視点から発見できたことがいくつかあります。

村の典型的な家です。これには泊まってませんが中に入りました。鍵もかけられるので意外とハイテクです笑

3-1 友達だと思って信頼していた人がかなりお金を高く請求してくることがある

僕は今回1人で渡航しているということもあり、かなり友達に頼りました。日本人は現地ではかなりお金持ちですので、アフリカではかなり狙われると言われています。お金を取られることが主だと思います。
そのため現地に住んでいるアフリカンに一緒に付き添ってもらいながら物を買ったり、タクシーに乗ったりして移動をしていました。

その際友達だと思っていたタクシーのドライバーがかなり高く請求してくることがありました。彼も私を当たり前かもしれませんが「金を持っている日本人」と捉えていたのです。
これは正直すべての人に共通しているとは言えませんし、偏見かもしれませんが、こういうことが自分の身に起きたのも事実です。
(ちなみに、その人とは関係を断ちました。)

ウガンダのお金です、汚くてすみません。50,000ウガンダシリング(左上のゴリラの紙幣)で大体1900円の価値です。これが一番大きいお金です。


3-2 ウガンダは本当にキリスト教を大切にしている人が多い

今回は友達の家にお世話になることも多く、渡航期間11日間のうち、4日は友達の家に泊まらせていただきました。食べ物をいただくことも多かったので本当にありがたかったです。

一緒にご飯を食べていたり、ダイニングのような場所で家族団らんのようなことをしていたりすると、頻繁に「宗教は何を信じているの?」と聞かれることが大変多かったです(これはウガンダに限らずイギリスでもありました)。

そこでキリスト教の神の話をされることが多かったですし、一番印象に残っている質問は、

「何か問題や障壁に直面したら僕らは神にお願いするけど、君たちはどうするんだい?」
という同世代の大学生からの質問でした。

すごく答えるのが難しかったです。僕は上手く答えることできませんでした。
それだけ神を大切にしている国なんだなと思いました。

それを表すかのように、かなりの間クリスマスを祝っており、クリスマス期間は実質12月25日より少し前から、1月上旬くらいまでのようです。テレビでもクリスマスソングが流れていますし、ホテルや友達の家にもクリスマスツリーが飾ってあります。
(ホテルに聖書もおいてありました)


滞在中に約350キロくらい首都から離れた北部の町に移動したのですが、見渡す限りこのような景色でした。


4.一番印象に残っていること

これは一番よく聞かれることになる質問かなと思います。すごく悩みますが、一番は

村で見た満天の星空

かなと思います。
すごくありきたりですが、本当に電気が文字通り1つもないところで見る星空に代えられるものは何もありません。天の川も見えましたし、流れ星も見ることができました。しかもすごく運がいいことに1月1日にこのすごく綺麗で美しい空を見ることができました。(アフリカとあまり関係なくてすみません笑)

スマホの写真で取ることが難しい星空ですが、それでもこの星空です。


僕史上稀にみるくらい長い記事になってしまいました。
ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。

次回の記事ではもっと深くアフリカのことについて書こうかなと思います。
(まだこれを書いているときは旅の折り返し地点でこれからタンザニアにも行くので視点が少し変わるかなとも思います。)

Apwoyo matek, Aye!!
(僕の調査していた北部ウガンダの言葉であるアチョリ語で、「ありがとう、またね!!」)


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