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The Test Way#4 Highclere Show

今回はまたフットパスから道が外れてしまいますが、Highclare Showというお祭りを少しだけ紹介します。
Highclare Showmの公式サイトは以下になります。毎年5月のbankholiday(祝日)あたりに開催されます。毎年内容が多少違うのでご興味のある方は以下のリンクをご参照ください。


イギリスのCountry show

イギリスのCountry show(田舎のお祭り)といえば、屋台で食事、手作りクラフト販売や木工の家具、手作りジャムやチーズの販売、ご自慢の家畜やペットのショー, クラッシクカー愛好家の車の展示といったところでしょうか。
本当に田舎のお祭り(firming show)だと農家の人が自慢の家畜を見せに連れてきますが(一般の都市住民では羊や牛をみてもどこが凄いのか判断つきませんが)、この Highclere Showはどちらかといえば、都市住民が対象のようで家族連れで楽しめるような企画になっています。

Dog Event

よくあるDog Showは飼い主が自慢の犬を見せて競い合うものですが、このショーは犬のトレーニングの団体?の展示で特別に訓練された犬にいろいろなことをチャレンジさせるものでした。

犬の障害物競走?
犬の火くぐり芸

Falconry & Raptor

Bird displayのコーナーではいろいろな鳥を展示していましたが、特に興味深いのは猛禽類です。デモンストレーションの会場では、実際に鳥の訓練士?の人がよく訓練されたFalconを放して、また呼び戻すなどしていました。Falconryというのはイギリスの伝統的なよく訓練された猛禽類の取り扱いのようです。イギリスにはFalconryの学校もあるらしいです。これを習って何につかうのかはよく分かりませんが。

Bird display
Bird display

Highclere Showとは話が外れますが、イギリスでは鳥を使う遊び(スポーツ?)が他にもいろいろあって、Pigeon Racingという何百マイルも離れた遠くに鳩を連れていって、野に放して家まで戻る時間を競うというのがあります。そんなに遠くから本当に帰ってくるのかと思うのですが、鳩はすごいナビゲーション能力を持っているらしく家まで帰ってくるらしいです。

Jousting (馬上槍試合)

会場に馬が登場してアナウンスされても何が始まるのかまったくわからなかったのですが、Joustingとは英次郎によると”〔中世の騎士の〕一騎打ちの馬上やり試合”とのこと。

試合の準備

会場に出てきた人たちが馬使いが半端でなく上手いのですが、この方たちはやはりプロの馬のスタントのようです。以下のページによるとWarwick Castleが本拠地だとか。

Knights and Horses

試合の前のデモンストレーション。騎士の恰好をしています。

Knights and Horses
Jousting試合

どういう試合か言葉で説明は難しいのですが、槍を持ったまま相手に向かってお互い馬を走らせて一騎打ちでやりあうもの。恥ずかしながら実物を見るまでこのような競技があるとは全く知りませんでした。
点呼さんがNoteでJoustingについて素敵な記事を書かれていますので勝手ながらリンクをご紹介します。

その他

Highclere Showが普通のCountry Showとちょっと違うのはGame(狩り)についての展示が多いこと。いろいろな団体が展示をしており、射撃体験コーナーというもあり、本物の銃でターゲットの風船を打つというのを体験できました。実際のゲームではPhesant(雉キジ)を狩るらしいです。季節によってはフットパス歩くと雉狩りをしている人にあうことがあります。