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MBAの志望校のリサーチ方法

 こんにちは。Penです。
 前回の記事では、MBAの志望校の選び方についてご紹介しました。
 ただ、数ある学校の中で、自分に合った学校にすぐに巡り合うことは簡単ではありません。また、「ここが自分にとってのBest Schoolです!」と自信を持って言えるようにするためには、比較検討が大事になります。
 今回は、そうした志望校のリサーチ方法についてご紹介します。 

まずは概観をつかむ

複数校の比較できるイベントに参加する

 MBAを検討し始めた方や、何となく国や地域は決まったものの、具体的な学校間の違いを整理ができていない段階では、複数校を一度に比較できるイベントへの参加が効率的です。例えば、以下のようなものがあります。

①留活交流会(海外MBAドットコム)
 例年6月頃に、海外MBAドットコムが開催しているイベントで、1日で全世界の学校の話を聞くことができます。主に各学校の入学予定者がパネルディスカッションや説明会に参加するため、直近の受験プロセスについての生声を聞くことができます。(今年は終わってしまいました。) 

②AGOS夏祭り
 毎年7月~8月頃にAGOSが開催しているイベントで、数日に分けて開催されます。卒業生による体験談を聞き、質疑応答に移るというのが大まかな進め方になります。卒業生であるからこそ、振り返ってのMBAの感想や、卒業後のキャリアについて聞くことができます。
 今年も7月17日の海の日を皮切りに開催するそうです。関心ある方ぜひご登録ください!

セミナーに参加する

 AGOSやエド義塾等を中心に、いくつかの塾では卒業生や在校生を呼んだ無料/有料のセミナーを不定期に開催しています。
 エド義塾は有料ですが、例えばOxford、Cambridge、LBSの比較等、特定のテーマに絞ったコンテンツもあるので、志望軸が絞りこまれつつある段階で有効です。

比較サイトを見る

 Clear Admit等のMBAの情報をまとめたサイトがあります。各校のホームページで情報を探すと時間もかかるので、定量的な情報を横断的に比較できるサイトで、概観をつかんでおくと効率的です。
 ただし、情報が最新になっていないこともありますので、アプライする段階では学校のHP等の公式情報をあたりましょう。

その上で深掘る

学校のHPを読み漁る

 まず大事なのが公式HPです。各校の重視するポイントは基本的にはHPに書かれているので、HPを隅々まで読むことは鉄則らしいです。

学校説明会に参加する

 大きく、公式説明会と非公式説明会に分けられます。
 公式説明会はアドミッション主催のイベントです。聞く情報自体にそこまで新鮮味はないことが多いですが、各校の重視する要素を改めて把握できます。また、学校によっては参加したイベントについてアプリケーションで聞かれることもあるなど、参加の重要性は異なるのでご注意ください。
 非公式説明会は、日本人在校生主催で多くの学校が開催します。学校紹介やQ&Aに加え、バーチャル学校見学のある学校もありました。留活交流会やAGOS夏祭りと比べると時間が長く、集まる在校生数が多い傾向にあるので、学校へのフィット感が結構わかります。ちなみにCambridgeは8月6日に非公式説明会を開催しますので、ご関心ある方は以下のHPから是非ご登録ください!

在校生・卒業生にアプローチする

 志望校を数校に絞り込めてからは、在校生や卒業生と1対1で話すことが有効です。いくつかの意味合いはありますが、私は以下のような形で活用しました。
 ・面白かった授業や、参加した課外活動を聞き、エッセーに取り入れる。
 ・自分が何をやりたいのかを説明し、MBA生活でそれを達成できるのか、達成できる場合にはその手段(授業名等)を確認する。
 ・何人かの在校生には、CVやエッセーの添削を依頼。
 在校生・卒業生とつながる方法はいくつかありますが、在校生HPにメールを送る、イベント等で会った際に「改めてお時間をいただいていいですか?」と許可をもらってからLinkedinで依頼する等が一般的です。中にはLinkedinで検索して一切面識のない方に突撃する友人もいましたが、その勇気はありませんでした、、
 また、相談する際には、最初の連絡で自分のバックグラウンドや自分がMBAで行いたいこと、相談したい内容等を伝えると、相手も準備をしてくれるのでスムーズです。
 面談の時間が終わるタイミングでは、その人から聞けなかった別の分野に取り組まれている在校生・卒業生に話を紹介してもらうのがおすすめです。 

キャンパスビジットは?

 私はキャンパスビジットをしていないので、正直わかりませんが、行った人からは決め手になったという話をよく聞きます。現地に行くことで、話を聞くだけでは分からない街の雰囲気等のフィット感も分かるので、もし時間とお金に余裕があるのであれば行った方が良いと思います。

(参考)どのようにデータをストックしていくか

 受験期は、ヒアリング記録の整理等を結構丁寧に進めていたのですが、その時にNotionをメモ取りアプリとして使っていました。
 ワードとかで整理しても良かったのですが、日程の記入とタグ付けのみをして、聞いた内容のメモを入れると時系列に綺麗に並べてくれるので、Notionの方が圧倒的に見やすかったです。iPhoneのアプリでサクッと見返せるのも便利です。わかりやすくまとめられている投稿がありました。

 いよいよ出国も迫ってまいりました。次回は出国までにやっておいた方が良いこと約7選を紹介します。

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