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外国人パートナーの実家で旧正月祝いました。(ハノイ🇻🇳滞在記) #4/6

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Day 5

8:30🇻🇳

「起きて!」
そう言われて、眠気まなこで、リビングへ行くと
パートナーがソファで寝ていた。

早朝にパートナーの母と病院に行ったとのこと。
診断は、「インフルエンザB型」
ベトナムに来てから具合が悪そうだったが、
どうやら日本で感染して持ってきてしまったようだった。


パートナーは部屋で休み、
まだまだ眠気まなこな私は、
パートナーの母に連れられて、母方の祖父の家へ行くことに。

9:30🇻🇳

祖父の家に到着すると、そこにはものすごい人の数。
4〜50人と言ったところか。

今日は祖父の90歳の誕生パーティーとのことで、
各地から親族や関係者がお祝いに訪れるとのこと。

まだ眠気眼の私は、
母に連れられて誰も知り合いのいない卓についた。

「緊張する…」

知らないおじさんたちが挨拶に来るので、
その都度、席を立ち、酒を酌み交わし、乾杯、
そして握手を交わす。

1時間ほど経過した頃。
まずい。。寒気がする。
2回のベランダで少し休憩をした。
ツライ…この体調が悪そうな雰囲気を誰か、察してほしい…。

しばらく休む。
するとパートナーの母が声をかけて、
私を各卓に紹介してくれた。
「どうして体調悪そうなのを分かってくれないのか…」
そう思いつつ挨拶回りへ。

このあたりからだろうか、
体に寒さと熱さの両方を感じ始めたのは…。

12:00🇻🇳

父方の叔父が70歳を迎えるということで、
午後から誕生パーティーに参加するため、
パートナーの弟と一緒に父方の実家へ。

そこで気づいた。
これは私から体調不良の旨を伝えない限りは、
誰も気付いてくれないのか
、と。

「察してくれない」周囲に対して、
嫌悪感を感じ始めていたが、それは違う。

私の「普段の状態」と「体調不良時」の違いなど、
人は分からないよと。
自分から申し出るべきだと。

パートナーの両親に、
Google翻訳で「体調が悪いので帰りたいです」と伝えると、
両親は目を見合わせて相談。

母が私の額を触り、びっくりしていた。
「帰っていいよ、ゆっくり休んでね。」と言ってくれた。

周囲と自分に対する不毛な嫌悪感で一杯になりそうな、
心が救われた。自分から伝えることを怠り、
察してくれない周囲に嫌悪するなど、何と不毛なことか。

家までは、再度弟君がバイクで送ってくれた。
家に着くとパートナーが迎えてくれて「どうしたの?!」と。
「私も体調悪い…」と伝えると、
「熱測ってみて!」と言われた。
パートナーが日本からのお土産で家族にプレゼントした、
電子体温計(ファインプレー!)で測ってみると…

37.8℃。

あー、やってしまった。
その日の午後はずっと寝ていた。

Day 6

ピピッ。
体温計を見ると、38.5℃。
だめだこりゃ。

その日は終日休養していた。

パートナーは少しづつ快方に向かっており(本当に良かった!)、
当初会う予定だった友人を家に招いていた。
パートナーが会いたい人と会えて良かった。

一緒にNetflixオリジナルの「忍びの家」を視聴。
みんなくぎ付け。
日本の作品が海外でウケるのは気持ちがいい。
そう思いながら、この日は早々に床についた。

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UK3

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