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税理士の妻からみた「中小企業診断士」という資格の価値

様々な資格があり、難易度は異なります。
特に士業と呼ばれる資格は難度が高く、社会的価値が高いと言われています。
人によってはレベル差を醸し出す方も少なからずいます。
所有資格差ある夫婦間の関係性をお話しします。



妻は税理士

税理士資格は、難関資格の一つと言われています。
私の妻は、結婚後に勉強を始めて、5年(6年?)くらいで取得しました。
勉強する妻を横目で見て、話しを聞くことで難しさは伝わります。
5科目合格(※大学院経由の道もあります)することが必要なようですが、
1年かけて1科目する人も多く、2科目を1年でするには負担は大らしく、短期間での合格は至難と感じています。
10年受け続けている方、途中で断念する方もたくさんいるようです。
それなりの有名大学出たレベルの方々で。。。
特に仕事と並行する方は苦戦してるみたいです。
そのため、勉強に専念する方も少なからずいるようです。

仕事の話は機密性もあるため、ほとんどしませんが、
私が知ったようなことを言うと強烈なつっこみがきます。
発言する一言で大きな勘違いを生み、責任問題に発展するため日頃から
気をつけて発言しているようです。
軽々しく発言する人は信頼できないようです。
いつの間にか、私も気を付けて発言するようになりました。。。
疲れますけどね。

中小企業診断士勉強している時に言われたこと

「独占業務のない資格取って何するの」
「その資格価値あるん?」
「そんなに勉強しなあかんの?」
この3つはよく言われましたね。
そもそも中小企業診断士という資格への知見が低いです。
世間的にメジャー資格でもなく、独占業務ないので、税理士から見ると
必要なの?という感じですね。
独占業務ないため、企業にとって必要なのかという認識です。
コンサル全般に言えることかもしれませんが。。。
中々、辛辣な言葉です。
難易度も低く見られて、価値も低く見られるという感じです。
確かに独占業務がないので、どうしても価値が見出しかもしれません。

合格後に言われたこと

「これからどうするん?」
「その資格だけで独立したらあかんで」
「どうやったお金にするん?」
という言葉を投げられました。
税理士ですら、独立して顧客獲得することは簡単ではありません。
企業にとって必須な存在ではない、中小企業診断士ではニーズを
自分で掘り起こさなければなりません。
一層顧客獲得は難しいです。
この言葉は、確かに的を得ています。
そして、資格取得することがゴールではなく、それを活かして
社会に貢献して、家族を幸せにすることに繋げることで勉強
して取得した価値が生まれます。
「これから」が重要です。
難易度高い資格持つ人は、資格とった後の苦労を知っているので
現実に則した言葉を投げてきます。

まとめ

税理士の妻は、偏差値のように難易度高い、低いではなく
社会的価値、企業ニーズ、マネタイズの難易度で見てきます。
そういう目線で中小企業診断士は抽象的すぎて、かつ税理士よりも
社会的評価低いという認識です。
「診断士にしかできないものがない」ということも税理士からは価値を感じにくいようです。
実際の業務では、税理士さんと連携することもあるんですけどね。。。

とりあえず、見返せるように仕事に努めます。


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