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昔よく遊んだ、でも何年も来ていない公園に行って感じたこと。場所と記憶。

久々に、小・中学生時代に野球の試合をしに来ていた隣町の、そこそこ大きな公園にやって来た。公園とその周辺を散策してみた。火曜あたりに一回、そして昨日もう一回行った。

その公園には、野球の試合の合間や家族で遊びに行ったときによく滑った、そこそこ長い、くねくねと曲がった滑り台がある。

なんとなく、野球場のセンターのフェンスの裏側の、階段の横に、こんな感じであるんだろうなーとぼんやりと思い出しながら行ってみた。


実際に確認してみて、びっくりした。

それは全然違った場所にあった。記憶がどれだけぼんやりとぼやけていたのかということに、愕然とした。

そこは小高い山のようになっていて、野球場とは反対側、小山の裏手にあった。けっこう、高いし長かった。

「たしかこんな感じだったんじゃないか」という記憶と「いや、ほんとはこうだったよ」という現実とのズレに、過去の記憶の曖昧さを思い知った。


一方でそのことをとてもうれしく思った。

たかが野球場、たかが公園に新しい記憶を重ねることができたからだ。

過去を愛でるように公園の中を散策したあの小一時間は、確かにあの場所に新しく感情を伴った記憶を降り積もらせた。

次はどんなときに訪れて、だれと行き、どんな感情を抱くのか。どんな記憶が重なるのか。そんな楽しみも生まれた。


そこはただの場所なのに、記憶や感情が積み重なっていくことで、違う表情を見せる。これは、どれだけ豊かなことなんだろうか。

これまでぼくは、たくさんの場所に行ってきた。公園、遊園地、野球場。海や川。東京タワーもいったし東京ドームも行った。

今度はどんな記憶が重なるんだろう。


いろんな気持ちや記憶で彩られた場所を増やしていきたいな。

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