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『マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ』【読書】

 マーケティングについての本。
さまざま勉強したけど、結局どう使っていくべきなのか分からなくなった人に向けた一冊です。
「○○マーケティング」という言葉が乱立していて、それらを学べば学ぶほど分からなくなってしまいマーケティングの樹海から抜け出すために書かれている本でした。

 まさにその状態に陥っている自分だったので、マーケティングについて整理してもらえたように思います。
この本では、仕切りに「誰に届けるのか?」が強調されていたように思います。
その視点が抜けてしまうと、どんな方法も曖昧になり上手くいかなくなることが示されていました。

そのために「N1分析」と呼ばれる具体的な1人のお客さまの理解をすることが勧められていました。
その1人と徹底的に向き合うことで、どんなことに価値を感じるのかが見えてきて、見えてきた価値を強化していくことが勧められていました。
また、何人も利用している人がいれば1人ずつ掘り下げていくことで、引き出しが増えて、お客さまへ提案すべき価値を見出す力が磨かれていくことも書かれていました。

 他にも、0→1、1→10、10→1000での段階においてやるべきことも紹介されておりました。
段階によってやるべきことは変わっていくので、それらのポイントを押さえることが書かれています。

個人的には、モヤモヤしていた部分が少し晴れたように思います。
いま必要なことを教えてもらえた一冊となりました。

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