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アンパンマンになっていませんか?【HSP向け】

 日々、自分の心や体をすり減らしていませんか?

例えとして、アンパンマンです。

 アンパンマンは、自分の顔をちぎって(餡パンだから)困っている人を助けています。
でも、ちぎったら顔の一部はなくなってしまいます。
そればかりを繰り返していたら、顔はなくなってしまいます。

もちろん、アンパンマンは新しい顔に取り替えることで復活することができます。だから(憶測ですが)、困っている人に顔の一部を快く差しだすことができるのだと思います。

でも、ぼくたちは人間です。

 アンパンマンは、何度でも顔を取り替えることで復活できます。
でも、ぼくたち人間は、それはできません。

すり減らしたら、すり減らしたら分だけ苦しくなる可能性があります。
すり減らした分、自分に水や栄養を与えてあげないとカラカラになってしまいます。
カラカラなまますり減らし続けたら、ミイラのようになってしまいます。

 ぼくたちは、アンパンマンではないのです。
せめて自分自身だけでも、自分のことをケアしてあげることが大切だと思うのです。

もちろん、身近な人に「助けてほしい」と伝えることも重要です。
もうすでに、カラカラであることを身近な人に伝えて、癒してもらえるようであれば癒してもらえば良いのです。

そう助け合っていくことで、人間であるぼくたちは生きていくことができると思うのです。

 アンパンマンのように顔取り替えシステムをもっていません。
機械のようにパーツを取り替えればOKな存在ではないのです。

心と体は繋がっているし、心をすり減らせば体の不調も生まれるし、体を酷使すれば心もしんどくなるようにできている人間なのです。
そんな面倒な、よく言えば愛すべき存在が人間なのです。

でもだからこそ、人と人とが支え合えるのだと思います。

 欠点を補い合うような関係を築いていくこともできるのだと思います。
でも、支え合うと言ってもお互いにボロボロな状態だと、そのまま崩れてしまうかもしれません。
だから、それぞれが自分を大切にして、自分の脚で自分を支えられるようになったら、自分のできる範囲で手助けをすればよいのだと思います。

 まずやるべきことは、自分は「アンパンマンではなく、人間であること」を自覚することだと思います。
そして、自分を大切にして癒してあげることです。


 ぼくは、他人ばかりではなく、自分自身にも目を向けてあげることが大切だと思います。

 最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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