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『君が夏を走らせる』【読書】

 久しぶりの小説。
今年は小説を読む時間を増やしたいと思っています。
2024年一発目は、以前から気になっていた1冊です。

 不良気味な高校2年の男の子が、2歳前の女の子の面倒を1ヶ月みるという物語です。
瀬尾まいこさんの物語は、ほっこりするので読んでいて心地がよいです。

読んでいて、うちと同じくらいの子がする行動とそれに手を焼く姿に共感しまくりでした。あんまり小説で大笑いすることはないのですが、爆笑しながら読み進めておりました。
また、高校生の子が、喜んでもらうためにあれこれ考え、工夫をこらしている姿は素敵だなぁと思いました。なかなかこうしてやり続けることは難しいと感じているので、ただただ感心しました。
タイトルの『君が夏を走らせる』は、「そういうことかぁ」と納得する展開でした。

元気がもらえる物語で、今のタイミングに読むから感じられたことも多くて、よい読書体験でした。

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