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2028年LA五輪のラクロスで金メダル獲得!

中村弘一
ラクロス選手 / Falcons Lacrosse Club

■ラクロス選手になると決めた時期は?

大学学部時代、文部科学省トビタテ留学JAPAN日本代表プログラムに採択され、海外での挑戦の切符を手に入れました。この瞬間から少しずつ視野が広がりプロへの挑戦を考えるようになりました。
そして2016-2018年のアメリカとオーストラリアでのラクロス留学終了後、『世界最強の米国に挑戦し続けよう』と決意しました。


中村さんのブログより


■ラクロス選手になるためにどう動きましたか?成功した秘訣は?

日本企業300社に対して約3年間スポンサー依頼や提案をし続けた結果、金銭的なスポンサー支援を頂くことに至りました。
100社ダメでも次の101社目で成功するかもしれないと、常に結果が出るまで行動し続けました。何事も諦めなければ思考は現実化すると体感しました。


■他の進路と比べて迷ったりしましたか?

自分の本当に挑戦したい事は揺らぐことはありませんでしたが、常に人生は逆風ばかりでうまくいかないことばかりでした。何度も迷うことはありましたが、多くの人のご協力をいただきながら上場企業2社からスポンサーをしていただけることになりました。


■今のご職業を含め生活の満足度は?

現在IBLA(ノンプロ)夏のリーグのSalt City Eels(プロ選手複数所属)のチームのトライアウトに無事合格することができました。このリーグでの活躍を皮切りに日本人はもちろんアジアでも前人未到のNLL(トッププロリーグ)への挑戦の夢を切り開いてゆきます。

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著者略歴
中村弘一/Koichi Nakamura
1993年福岡県北九州市生まれ。文部科学省トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム4期生。MAKERS UNIVERSITY 5期生。
North Adelaide Lacrosse Club (2016年)
Onondaga Lazers (2017-2018年)Falcons Lacrosse Club(2019-2020年)
スポンサー:ダイドードリンコ 株式会社、株式会社メディアドゥ
Instagram: https://www.instagram.com/koubp1227/
Facebook: https://www.facebook.com/kouichi.nakamura.169
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCRAYDMkzw3RIhldWUtLOSjw
NHK「挑戦者たち」特集: https://youtu.be/Yr-zuoqn4jc

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現在は、ラクロス選手として、様々な功績

◎南オーストラリア1部リーグで優勝し、最優秀選手賞を受賞!
◎全米ラクロスリーグ(NJCAA)で2年連続優勝し、個人としてフェイスオフランキング6位!

を残し、アメリカにて大活躍されている中村さんですが、その始まりは、なんと、大学に部活を作るところからだったそうです。

私のラクロスは18歳の時に、初めてラクロスというスポーツをYoutubeで知り、大学に部活動を作る所から始まりました。それまでは、バスケットボールに真剣に打ち込んでいたのですが、大学のバスケサークルの熱量の無さに悲しみを覚え、新しいことに挑戦してみようと思ったことがきっかけです。当時私が所属していた、中村学園大学男子ラクロス部(当時は愛好会)はまだリーグ戦に出ることもできないような、日本でも最下層に位置する弱小サークルでした。18歳当時個人で掲げた、「日本代表になり、メダル獲得を成し遂げる」。この目標達成のために環境を言い訳にせず、「自分の能力を最大化する努力を継続する」と心に決めていました。自チームの練習では、たくさん問題があり、大きな問題としては「人が練習に来ない」。日曜の午前にプレイヤー2人、マネージャー1人で練習をしたことを鮮明に覚えています。

そこから、関西、関東へと活動の幅を広げていった中村さんでしたが、一筋縄には 行かなかったようです。

「日本代表になる」と固く決意し、大学在学中4年間毎日呪文のように唱えて日々の自己研鑽に励んできました。その4年の集大成を昇華すべく22歳以下の日本代表の選考会に自薦で乗り込み、自分が地方の弱小校ながらも、負けるものかと思い挑戦しました。が、結果は惨敗。一次先行で落選。悲しさと悔しさが込み上げると同時に、いくつかの思考が生まれてきました。

九州の最弱チームから関西、関東、そして、オーストラリア、アメリカへと進出してきた中村さん。

どのように考え、何を学び、どう行動してきたのか…

人生のどこかで本当にやりたいことが見つかった時、そのやりたいことに向かって勇気を出して一歩を踏み出せるかどうか、が最も重要なのです。しかし、相談した人から「どうせ無理だよ」と心無いことを言われることがあるかもしれません。「無理かどうかはやってみないとわからない。やったことのない人に限って、無理だと言う。実際にやってきた人たちは決して無理とは言わない。諦めなければ夢は継続され、いつか現実となる」。人生は、あっという間に終わってしまいます。そんな人生の貴重な時間を、自分のやりたいことや熱中できることに費やせる時間が多ければ多いほど人生は充実し、結果的に世界はより良くなっていくと思います。そんな人が1人でも増えることを信じ、私は今日も自分の道を切り開いています。

熱い思いと夢を実現するための秘訣がたくさんつまった中村さんの記事は、UJAフリーマガジンGazette第6号にて掲載されています。こちらからどうぞ。

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