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INFJが心理機能診断をしたら謎にNeとSiが高かった話

INFJの劣等機能:Se(外向的感覚)


Seが劣等機能のINFJ(私)は、外界の情報に鈍感、あるいは過敏だったり、五感をフルに使って楽しむことが苦手だったりする。

私は電車の乗り換えが苦手で、駅のホームの電光掲示板の見方が分からなくて最終的に勘で電車乗ってたけど最近やっと見方が分かるようになった。

空間認識能力が低いのか単にインコース攻めすぎなのか、よく壁や柱にぶつかる。
扉に指を挟むことも頻繁にある。

あと自転車に乗れない。
いや乗れるんだけど、生身の体であんな速度出して車道走るなんて命懸けすぎるだろと思ってから乗れなくなった。

ここまで割とINFJあるあるだと思う。
あるあるであってくれ。

運動が苦手なINFJも多いかと思うが、その点だけはあまり苦手意識がない。

幼稚園のうちにどうせ乗れなくなる自転車をマスターし、水泳を習い初め、中学でも運動部に入る。
「飲み込み早いね」なんて言われたりして、割と良い成績を残した。
Se劣等のくせに運動は得意だった。

運動能力は割と幼少期の教育で左右されるので、幼少期にスポーツを習っていた経験があるINFJは、もしかしたらちょっとだけSe劣等を克服しているんじゃないか?と思った。


ということで心理機能を診断してみた

ここからが本題。

心理機能診断を受けたらSeその他諸々がどんなもんか可視化できるので、診断してみた。
使用したサイトは2種類。

まずはよく見るこっちから。

左が1回目、右が2回目。

運動能力は割と幼少期の教育で左右されるので、幼少期にスポーツを習っていた経験があるINFJは、もしかしたらちょっとだけSe劣等を克服しているんじゃないか?

前言撤回します。

しっかりSeが低い。
しかもSeだけが低い。
謎にNeが高いのは謎だ。

というかよくよく考えたら、「Seが高い=運動神経がいい」ではなく「Seが高い=五感を駆使して外界と関わる」的な解釈の方が正しいように思えてきた。

Seが高い人は空間/状況把握も上手いだろう。
状況把握が上手ければ、それを運動の場面でも生かすことができるというだけ。

Seが第一機能のESXPは幼い頃からSeを発達させてきて、その人の中で最も使いこなせるのがSeなわけだから、“自然とESXPには運動が得意な人が多くなる”というだけであって、直接Seと運動能力が関係しているわけでもなさそう。

幼少期にスポーツを習っていたからと言って、それだけでSe劣等を克服するなんてことはできるはずもなく、ただスポーツに親しみを持つだけだ。


私のSeの低さと謎のNeの高さが分かったところで気を取り直して、別サイトでも診断してみる。

左が1回目、右が2回目。

Siがとんでもないことになった。

1回目:Si>Fe>Ni>Fi>Ti>Se>Ne>Te
2回目:Si>Fe>Ni>Fi>Ti,Se>Ne>Te

1回目も2回目もSiが一番パーセンテージが高く、その他の順番もほとんど同じ結果となった。
さっき高かったNeは低くなっている。

サイトによって結果が違くなるのは仕方ないとしても、INFJの第一機能とされているNiよりもSiの方が高くなっているのは何事……?


そもそも心理機能って8つなのに、なんで各MBTIタイプ別の心理機能は4つなの?

そもそもの話。
INFJの心理機能って調べるとNi-Fe-Ti-Seの4つだけなのはなんで?
他のNe,Fi,Te,Siはどこに行ったの?

調べてみると、各タイプ別の4つの心理機能が各タイプの典型的な性格を形作るとされているので、残りの心理機能はそんなに重要じゃないらしい。

INFJの性格はNi-Fe-Ti-Seの4つによって主に形作られていて、残りの4つもちゃんと持っているけど、Ni-Fe-Ti-Seほどに顕著だったりサポートしてるわけではない、ということ。

つまり、ざっくり言えば「Niが高くてSeが低い人たち」がINFJと言えるのであり、残りのNe,Fi,Te,Siは「INFJの中には高い人もいるし低い人もいる」的な立ち位置のようだ。

なので、私はたまたまSiが高かっただけのただのINFJ、ということだと思う。
もちろん人によってSiが低いINFJもいて、ただそれらはINFJの性格、INFJかどうかの判断にはあまり重要ではないようだ。


心理機能の拮抗(きっこう)性

大文字のアルファベットが同じで、内向的か外向的かの部分だけが異なる「Xe」と「Xi」の2つの心理機能は、どちらか一方を使うとき、もう一方は抑制される。

こういうものを「拮抗的」とか「拮抗性」とかなんとか言うらしい。
難しいね。

INFJがFeを使って人に共感したりするときなんかは、無意識にFiがグッと抑えられている(FeがFiに拮抗する)、ということだ。

INFJが最も発達させる心理機能はNiだから、大抵いつもNiを使っているせいでNeが抑制され続け、気づいたらNeが未熟、みたいなINFJもいるんじゃないかな。
もちろん意識的に鍛えて同じくらい高くすることはできるけど、NiとNeを同時に使ったりすることはできない。

私はTeとNeとSeよりも、SiとNiとTiの方が高い。
1つ前のサイトでは逆に2回目の診断でNeが高くNiが低くなった。
確かになんか拮抗っぽいね。
拮抗っぽさ感あるね。

さっき「INFJの中にはNe、Fi、Te、Siが高い人もいるし低い人もいる」と書いたけれど、心理機能の拮抗性を併せて見ると、高い人はあまり多くなさそうに思える。

私はSiが高いこともあってSeに拮抗し、より顕著にSeが低く出た、みたいなこともあるんじゃないかと思う。


着地点行方不明なので強引におわり

高いNe
高いSi

INFJの心理機能であるNi-Fe-Ti-Seと、私個人の心理機能の特徴であるSi,Neの高さが合わさるとどうなるのか、というのを、最後にちょっとだけ考えてみる。

Niは関連するものを1つのイメージにまとめあげる。
Feは判断に周囲の人の感情を取り入れて重視する。
Tiは個人的な正しさに基づいて判断する。
Seは外界に対し五感を向けて詳細にありのまま把握する。
Siは経験を記憶したり体へ向ける感覚。
Neは外界の状況から物事を推測し仮説を立てる。

SeありきのNiだけど、Seが未熟なおかげで、Niが導き出す答えは周りからすれば理屈の通らない神秘的なものに見える。
ここにSiが加わると、自身の経験による事実に目を向け始め、過去の経験と今の外界の状況を比較するようになる。
更にNeが加わると、ある程度好奇心旺盛になり外界に興味を持ち、可能性を探しだす。

内側にひらめくNiの直観に、Siの経験・事実が加わり、それを外界にあてて未来に向けた可能性・想像力へと昇華させていくことが、多分できる。

頑固でもあるが周りと対立したがらないのは、Feが高くて周囲の人との調和を重視するから。
でもFeの調子が悪いとTiが働いて、客観的で少し冷たいような印象を周りに持たせる。

あとはまぁ、自転車に乗れない。

私はこんな人間なのかもしれない。

あるいはきっと、こんな人間になれる。


記事を書くにあたって参考にさせていただいたものはこちらです。
ぜひ読んでみてください。

https://character-seikaku.memo.wiki/d/8%A4%C4%A4%CE%BF%B4%CD%FD%B5%A1%C7%BD

https://character-seikaku.memo.wiki/d/%BF%B4%CD%FD%B5%A1%C7%BD%A4%CE%BD%E7%CE%F3%A1%CAMBTI%A4%C8%BF%B4%CD%FD%B5%A1%C7%BD%A1%CB




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