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どうにもならん思い

ベビーカーを押しながら信号待ちをする母。

そこへその母の後ろを横切り通ろうと、歩道を自転車で走るおばあさんがやってきた。

おばあさん“チリンチリンチリンチリン”

母“あぁ?”

“あぁ?”と自転車で通り過ぎていくおばあさんの背中を睨む母。

ベビーカーを押している人から“あぁ?”って言葉が出たのを初めて見ました。

ベビーカーを押してる人があんなにおばあさんの背中を睨むのも初めて見ました。

でもお母さん、何も悪くないんです。

そもそも歩道を自転車が行く時には当然、歩行者に配慮しないといけなくて、チリンチリン鳴らして歩行者にドケドケなんてしてはダメなんです。

っていうことをわかってない方、高齢者に多いんですよね。

高齢の方に車道を走らせるのは危ないからどうかとは思いますけど、だからといって歩行者優先であることを無視していいわけじゃないでしょうよ。

そりゃあ、背中くらい睨ませてあげてください。

“あぁ?”くらい言わせてあげてください。

このベビーカーの母何にも悪くないんですから。

ぶつけることができない怒りを抱えるのはしんどいんですよ、だからアウトプットするんです“あぁ?”で楽になるんです。

ほんとは、その“あぁ?”がおばあさんに届いて、おばあさん振り返ってペコッと頭でも下げればもっと溜飲が下がるでしょうけどね。

おばあさんも運転に必死ですから(擁護はできませんけど、そんなに必死にならないと乗れないなら乗らない方がいいんで)

普段の生活で些細なことでイラッとしてるのは自分だけじゃないんだなぁと安心した瞬間でした。

ありがとうベビーカーを押す素直な感情表現ができる母。

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