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「スマートホームインフラの中核をなすUniFiが、最先端の宿泊サービスを支えています!」|UniFi 導入事例 - NOT A HOTEL株式会社様


施設情報

NOT A HOTELは「世界をもっと楽しく」をビジョンに、これまでにない新しい暮らしの体験を生み出すProptechスタートアップです。自宅や別荘のように資産として保有でき、相互利用可能な物件を年10日単位からシェア購入できるプラットフォームを提供しています。2021年9⽉よりフラッグシップ物件の販売を開始し、累計60億円を超える販売を行ってきました。今後もこれまでの常識を超えていくようなビジネスやプロダクトを生み出していきます。

UniFi導入前のお悩み

💬 製品挙動の不安定さ

他社メーカーのネットワークを導入した場所で近隣APへの過剰な切り替えを検知した。また、インターネットへの配信を行う際、たびたび、Wi-Fi が切れるようになったが原因が究明できず、アンテナ性能に問題があるのではないかと考えるようになった。
ファームウェア不具合と思われる挙動で、アクセスポイントがいきなり通信できなくなることが何度かあった。PoE の電源再起動で改善することもあれば、リセットして再度コンフィグを遠隔投入しなければならないこともあった。
2023年2月20日に上記の件について調査開始。2022年12月20日ごろからWi-Fi APが頻繁に自動チャンネル変更を繰り返すような現象を確認した。トリガーとなった原因は不明。時間は殆ど変わらないが、下記画像のとおり、速度が頻繁に極端に変わってしまうように見受けられた。

🌐 アクセスポイント問題

APの不安定性以外でも、機能性(Wi-Fi 5、通信速度に頭打ち)や、メンテナンス性(監視システムが Windows 向けアプリケーションである)、意匠性 (筐体が大きい)、など、様々な問題点が出てきた。
ところで、ライセンス費が安価もしくは無料で、性能が良く、意匠性がある銀の弾丸的なアクセスポイントを探し始めた。

導入のきっかけ

そこで、ネットワークを設計施工している会社(創意ラボ様)からUniFi製品を採用する提案があった。下記の検討要件に対しても、施工会社の社内検証結果で良さそうだった。

Ubiquiti製品を初めて見たとき、そのデザインの良さに好印象を受けた。
他社の商品も調査や比較をしたが、ライセンス費用が不要であることや、使いやすいインタフェイス管理しやすさなどの要件を満たしていたUniFi製品を導入することに決めた。Ubiquiti社以外にも、下記3社の商品を調査や比較をした。

商品を比較する際に、価格の安さ、Wi-Fi 6に対応している、将来的に10GbEに対応可能、意匠性の良さとファン静粛性など、複数のポイントを重視した上で、UniFi製品を選択しました。
実際に試してみて、設計序盤から非常に感触もよく、アクセスポイント、スイッチ、ルータすべてUniFiの設計で組み直した。その後、UniFi 製品設計で一拠点目いれたのですが、すべての課題面を払拭した形で導入ができた。

導入した機器

① UniFi Dream Machine Pro ドリームマシンプロ版 x1

  • エンタプラスレベルのラックマウント型UniFiクラウドゲートウェイ。

② UniFi Switch 48 PoE スイッチ x1

  • ファンレス冷却システムを搭載した48ポートのレイヤー2 PoEスイッチ。

③ UniFi Switch Flex スイッチ x1

  • GbE RJ45 ポートx5 を搭載したレイヤー2 PoEスイッチ。

④ UniFi Switch Lite 8 PoE スイッチ x1

  • ファンレス冷却システムを搭載した8ポートのレイヤー2 PoEスイッチ。

⑤ UniFi Switch Lite 16 PoE スイッチ x1

  • ファンレス冷却システムを搭載した、壁掛け可能な16ポートのレイヤー2 PoEスイッチ。

⑥ UniFi U6 Lite アクセスポイント x6

  • 設置場所に縛られないコンパクトなデュアルバンドWi-Fi 6アクセスポイント。

⑦ UniFi U6 Pro アクセスポイント x1

  • 大規模な施設やオフィスに最適な天井取付型Wi-Fi 6アクセスポイント。

⑧ UniFi U6 Mesh アクセスポイント x3

  • メッシュWi-Fi 環境を実現するために設計された、屋内外対応スマートなWi-Fi 6アクセスポイント。

ネットワークを可視化する便利なトポロジー機能も好評だった。

導入した結果

💡 速度を改善して、安定したスマートホームIoTインフラを実現!

Unifi シリーズの導入により、NOT A HOTELでは、ネット速度の改善とインフラ安定性の向上を実現できました。
さらに、UniFi Design Center も利用しており、竣工前のAPプロットのシミュレーションに、大いに役にたちそうです。意匠性を重用意するため、点検口や家具の中にAPを隠すため、AP設置位置の高さなどが設定できれば、より精度高くシミュレーションができそうです。

Wi-Fi 5GHz帯電波のヒートマップを事前にシミュレートできる便利なDesign Center
カンタンにドラッグ&ドロップでWi-Fi 2.4GHz帯電波を事前確認可能

📝 UniFi Design Centerの実際操作動画

💳 公式ストアで便利な決済とサポート

また、Unifiシリーズは、公式ウェブサイトから配送料無料で購入できるのも魅力の一つです。日本のネットワーク機器代理店にありがちな、面倒な見積書作成や、請求書による支払いではなく、オンラインでクレジットカードによる決済が可能です。故障時のためにいくつかストックを確保してはいますが、基本的にはかなり迅速に配達されるため、たいへん助かっています。
施工日(2023年4月25日)に GCP との IPSec Site-to-Site VPN を張った後に、さらにネットワーク設計施工会社と IPSec Site-to-Site VPN を構成できる予定でした。しかしながら、設定方法に一部誤りがあったため、WAN に関する追加の操作が一切できなくなってしまいました。そのため、無償のテクニカルサポートに問い合わせを行いました。発生したクリティカルメッセージ "We couldn't apply your gateway configuration changes. Please try restoring them from a recent backup file."
2023年5月2日に、Ubiquiti のサポートの皆様にワークアラウンドを提示していただきました。その際、一度 GCP との VPN を削除する必要がありましたが、事前にネットワーク設計施工会社の社内でも同じエラーを発生させて無事解消させることができたので、現地では無事復旧できました。

屋外に設置しているU6-Meshアクセスポイント
木目カバーで環境に馴染んでいるU6-Liteアクセスポイント

Ubiquiti製品は、その高い汎用性から、企業のオフィスだけでなく、ホテルやレストラン、学校、病院など、様々な業種においても向いているかと思います。今後の NOT A HOTEL のホテル案件も、Ubiquitiの製品で進めています!

屋外 ボックスの中に収納しているUDM-Pro
コンパクトで汎用性が高いUSW-Flex

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