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自分が携わったコースを走る!初マラソンへの挑戦【北海道マラソンについてあなたに知ってほしい6つのコト #5】

こんにちは。貝田です。

北海道マラソン当日まで、ついにあと50日をきりました。

今回はついに、北海道マラソンを熱く盛り上げるランナーに注目!

東京2020オリンピック組織委員会の一員としてマラソンコースの選定に携わったご経験から、フルマラソンへの挑戦を決断された松尾安優子さんにお話を伺います。


Q1.普段されているお仕事は?

北海道大学の総務企画部総務課で、事務職員をしています。今やっている業務の内容は、ワクチン接種の運営です。北海道大学で職域接種をしており、4月末から3回目の接種が始まったので、その運営を主に行っています。


Q2.スポーツのご経験は?

大学のときにラクロス部に入っていました。中学生の頃はバスケと野球を、高校生の頃は引き続きバスケをしていました。


Q3.スポーツに関わり続ける理由は?

スポーツ自体や、学生時代の部活の経験を通して、人間的に成長できたと思いますし、スポーツを観戦する側としてもすごく感動するので、そういった経験をより多くの方に知ってもらえたら嬉しいですし、自分が携われたらいいなという思いがあります。

東京2020オリンピック組織委員時代の松尾さん

Q4.学生時代の経験で心に残っているものは?

悔しい経験はたくさんしましたね。中学生の頃からバスケを始めたのですが、小学生の頃から始めている人達と比べると、やはりスタート時点で実力差があって中々試合に出られず、引退の時に少し出させてもらったくらいでした。

でもその過程ではすごく努力して、自分ができる練習をたくさんしていたので、頑張っても叶わないものもあるということを学びました。その逆で、努力が実った時の喜びは、頑張った分一層大きく感じると気づきました。これは社会人になってからも思うことですね。


Q5.初めてマラソンに挑戦する意気込みは?

実はフルマラソンどころか、短い距離の大会も出たことがないのですが…
北海道マラソンでフルマラソンに挑戦します。目標は完走です。

元々スポーツをしていたこともあり、スポーツ自体は好きですが、走るということに追求したことは今までありませんでした。学生時代にトレーニングとして走っていたくらいです。

一方で、仕事としてオリンピックのマラソンに携わった際、「人ってこんなに走れるのかな?」とぼんやり考えたことがあり、「自分が走ったらどれだけ走れるのかな?」という思いが強くなってきて、マラソンに興味を持ちました。


Q6.北海道マラソンに挑戦する理由は?

たくさんありますが、オリンピックのコースになったからということが大きいです。東京2020オリンピック組織委員会での経験があるので、そのコースに対する思い入れが強いんだと思います。


Q7.ズバリ、完走できる確率は?

今の時点では60%くらいですかね。今(撮影日は5月中旬)は週に3日・3回走っているのですが、今の自分が走れる最長距離が20㎞くらいなので、完走については「どうだろう…」という気持ちがあります。

ただ、冬の間に少し怪我をしていて、全く走れていなかったところから、日々自己記録も距離も更新し続けているので、伸びしろはとてもあると思っています。


Q8.オリンピックを経験して感じたことは?

大会に関わる人それぞれの視点から、その大会を知ることのできるチャンスだったと思います。オリンピックは大会を運営する側として参加しました。今までスポーツイベントの運営は全くしたことがなかったので、選手として参加する方がメインだと思っていたのですが、オリンピックを経験して裏方の人達の大変さを身に染みて感じました。

マラソン独特かもしれませんが、沿道というスポーツということもあり、作業は夜間帯になってしまいます。また、普段は公道として使われている道路をコースとして使用するので、沿道の方々との調整もきちんと行う必要がありますし、大会実施に向けて盛り上げていくような企画を考えたりなどして、作る側の人達の努力をすごく感じました。

その期間があったからこそ、無事に大会が開催してランナーがスタートした時・大会が終了した時の感動は人並み以上なんだろうな、ということはオリンピックを通して感じたことです。

なので今回は大会に参加する側としてどういう気持ちになれるのかな、とすごく楽しみにしています。

東京2020オリンピック組織委員時代の松尾さん

Q9.沿道の調整とは?

オリンピックを開催する時に交通規制がかかってしまうエリアの道路沿いの事業者の方々に対して説明をして、ご理解いただくということをしていました。


Q10.自分が関わったコースを走るのはワクワクする?

とてもワクワクしますね。今も練習でオリンピックのコースを走っていますが、大変だったことなど当時の色んなことを思い出しながら走るので、とても楽しみながら練習しています。なのできっと当日も色んなことを思い出しながら楽しく走れるんじゃないかな、と思います。


Q11.当日に向けた準備は?

良い練習をして、自分の体と対話しながら、無理をせずに徐々に走るスピードや距離を伸ばすための筋力をつけていきたいと思います。


Q12.コースの一部である北大の魅力は?

北大自体の魅力として私が一番思うのは、自然がたくさんあるところです。緑もたくさんあり、耳をすませば小鳥の鳴き声とか川のせせらぎが聞こえてきて、普段から歩くだけで心が癒されるくらい自然が豊かなので、四季が感じられるという点が北大の魅力です。

北海道マラソンは8月下旬で、真夏の本当に暑い時期の開催となります。北大はマラソンの40㎞地点として、ランナーの皆さんがすごく疲れている時に走るルートだと思います。ですが、夏になるにつれて木々が生い茂り、日陰を走ることができるようになるので、ゴールに向けての後押しをしてくれるのではないかと思います。

北海道大学構内

爽やかな笑顔がとても素敵な松尾さん。完走を目指して、着々と練習されている姿が印象的でした。

当日はどうか楽しみながら、完走という目標を達成できるように祈っております!


北海道マラソンの事前番組がスタートしています!

なんと、番組ナビゲーターとして斎藤佑樹さんが北海道マラソンの魅力をお届け。見てくださる皆さまとともに北海道を熱く盛り上げます!

ナビゲーターを務める斎藤佑樹さん
そして番組のナレーションを務めるのは柴田アナ!

08,28 ~北海道マラソン・ストーリー~
毎週火曜 21:54~22:00 全12回
6/7(火)~8/23(火)

第6回放送はこちらからご覧いただけます!


そして待ちに待った大会当日の情報はコチラ!

カネカスポーツスペシャル 北海道マラソン2022
8/28(日) 道内向け放送 UHB 8:25-11:15
      全国放送 BSフジ 8:29-11:15