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「コーチの問いにひたすら答えていくと、自分が持っている正解にたどり着いていた」―複業起業家・鮫島さまmento利用者インタビュー#01

今回お話を伺ったのは、本業と複業起業家という2つの顔を持つ鮫島佑介さん。起業と2人目のお子さまの誕生など、大きな変化がふたつ重なり不安を感じたことから、mentoに登録、初めてコーチングを受け始めました。

利用することで、以前よりも悩むことやイライラすることが減り、自分の事業に対するアクションや、周りの人との関係に変化があったそうです。なぜそのような変化が起きたのか、鮫島さまにとってのコーチングやコーチの存在についてお伺いしました。

鮫島祐介さん・30歳
2014年 事業創出活動を支援するインキュベーションカンパニー アーキタイプ株式会社に新卒入社。大手コーヒーチェーンや大手雑貨店のCRM分析を担当。 その後、新規事業開発プロジェクトを経験。2017年 飲食系のビジネスを行うために株式会社あわくろを設立。キッチンカーやゴーストレストラン事業を立ち上げ運営中。

ライフイベントが重なり、不安でいっぱいだった

ーーーmentoを利用しようと思ったきっかけを教えてください。

当時は、起業して大変なことが増えたり子どもが生まれるなど、ライフイベントが重なっていた時期でした。環境や時間の使い方が変化している中で、幅広く誰かに相談したいと思ったことがmentoを始めるきっかけですね。

mentoが自分の状況にあったコーチを何人か紹介してくれたなかでも、境遇が近いという観点で、ナッツさん(高橋祐介さん)を選びました。自分もナッツさんも都内から少し離れた所に移住していたり、子どもの年齢が近かったりと、この人にならなんとなく話しやすそうだな、と思って。

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▲企業に勤めながら、キッチンカーやゴーストレストラン事業の立ち上げも行う鮫島さん

コーチングを通して起きた、3つの内面とアクションの変化

ーーーコーチングを受けて、どのような変化がありましたか?

大きく分けると3つあります。1つ目が、メンタルが安定して、悩むことやイライラが減ったこと。もともとひとりで悩んでしまうタイプで、例えば、『売上に対してこれくらいの費用を使って大丈夫なのか』『この打ち手を実施することで、自分が問い合わせが対応できるんだっけ?』など、起きていないことに対して不安を考えてしまっていました。

コーチングを始めてからは、コーチングの時間までは悩まない、悩んだらコーチに話して悩みをクリアにするようになったので、一人で悩みに陥らなくなりました。ナッツさんも自分が悩みやすいことを知ってくれていたので、『悩んだらいつでもLINEしてね』と言ってくださっていたのも心強かったです。

悩みがあると、他人や自分に対してイライラ・ムカムカといった負の感情を抱くことが多かったのですが、悩まなくなったおかげで、負の感情をある程度自分でコントロールできるようになりました。本当にこれは大きくて、OSレベルで変化したな、と思います(笑)

2つ目は、自分が進めている事業で思いっきりアクションできるようになったことです。以前は、新しいフェーズにチャレンジする際に、アクセルが踏み切れないときがありました。コーチに、本当はやりたくないんじゃないか、自分の心がかけているブレーキを外すことができるんじゃないか、と言われたときに、まさにそうだなと気付かされて。その後からは、まず『動いてみよう』と思えるようになりました。

3つ目は、周りの人や自分に対するコミュニケーションのとり方が変わり、否定しないようになりました。ナッツさんの自分に対する接し方、自分を肯定してくれたり、悩みを解いてくれたりするコミュニケーションが自分にも刷り込まれているんだと思います。ナッツさんが自分の脳の一部になっているような感覚ですね(笑)

ーーー内面の変化が大きかったんですね。

そうですね。自分の成長や次のフェーズへのチャレンジをするためには、自分のマインド、心がとても大切だということがわかりました。自分自身だけでは自分の心が本当は何を思っているのか、どうしたいか、がなかなかわからなかった。ですが、コーチングで色々な問いを投げかけてもらい答えることで、自分が言語化できていなかったことがでてきて、変わっていきました。

ーーー何回くらい受けて変化した感覚がありますか?

鮫島さん:5~10回など、だいたいそれくらいの節目だと思います。そのときは変化しているとわからないのですが、いま振り返るとそれくらいのタイミングで変わったなと思います。

利害関係がないから、コーチには何でも話せる

―――コーチといい関係が築けていることがとても伝わってきました。

本当に、出会えてよかったです。生活も仕事も色々な悩みを相談しているので、コーチにしか言えないこともたくさんあります。

―――最初に話していたように、境遇が近いから話しやすいのでしょうか?

それももちろんありますし、コーチは利害関係がないからなんでも話せるんだと思います。例えば、自分の場合、友人はビジネスも関わっていることが多いので、なかなか事業に関する悩みをそのまま打ち明けにくい。

それに、ビジネスや仕事に関する悩みでも、実際は家庭などの人間関係とつながっていることもあるので、単純に『事業の打ち手が見つからない』という悩みであってもシンプルにアクションとして『じゃあこうすればいいんじゃない?』『解決策はこれだよね』と言われても、なかなかアクションに移せないときもある。違う悩みや心がストップをかけている、それがコーチングのおかげでわかるようになりました。

―――なるほど、そしたら仕事の悩みを相談していても他の悩みにつながったりするんですね。整理するのが大変そうですね…!

そうですね、なので、ナッツさんはコーチングで話した内容のメモや、miro(※)で整理して共有してくれていました。それで、自分の悩みが変化しているのか、同じことで悩んでいるのかがわかったり、あとから見返したらちっぽけなことで悩んでたんだなとか、自分の思考の癖がわかるようになりました。

miro:マインドマップ・ブレインストーミング・メモ書きなど様々な用途で使用されるオンラインホワイトボードサービス

―――特に印象に残っているセッションについて教えていただけますか。

事業のキャッシュがなくなりそうで、かなり落ち込んでいたときです。『チャレンジ自体が終わってしまうかもしれない』と弱音を吐いたら、ナッツさんは『すべてに対して後ろ向きになってしまっているから、冷静になればまだまだやれることあるよ』って声かけてくれて、とても救われましたね。おかげで、なんとか持ちこたえることができました。

あとは、義理の両親と喧嘩したときに、ナッツさんが『送らなくてもいいから、手紙を書いてみたら?』と提案をしてくれて。それで、実際に書いて送りたくなったので送ったら、それをきっかけに良い関係に変わりました。自分では思いつかないアクションや考え方を適切に提案してくれるのもとても助かっています。

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少しずつ良い方向に軌道修正してくれるのがコーチング

ーーー鮫島さんにとってコーチングとはどのようなものでしょうか?

自分が本来持っているものの言語化できていない答えを気付かせてくれるのが、コーチングだと思います。コーチの問いに対してひたすら答えていくと、自然と答えに導かれていくんです。薬のように一気に良くなるわけではないのですが、少しずつ良い方向に考え方を軌道修正してくれていますね。

ーーーmentoやコーチングをどういう人におすすめしたいですか?

基本的に周りの人にはめちゃめちゃおすすめしています(笑)自分のような起業など、チャレンジや変化し続けている方は悩みは尽きないものだと思うので、受けることで特に変化を感じてもらいやすいんじゃないかなと。

あと、コーチングを受ける人に伝えたいのは、コーチには自己開示をすること。自分の場合はもともと自己開示ができるタイプだったのですが、自分の悩みとか弱みって人になかなか話しにくいと思うんですよね。でも、そこに悩みの根本があったりする。お話したように、コーチは利害関係がなく、何を話しても自分のことを嫌ったり怒ったりしないので、安心して話すと、コーチングの価値を感じてもらいやすいと思います。

ーーー今後はどのようにコーチングを活用していきたいですか?

今までは悩みや負の感情などネガティブなことを話すことが多かったので、これからは自分がチャレンジしていることやトライしていることなど、未来のことを話していきたいです。

鮫島さん加工



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