痛みが悪化する前に実践!正しいセフルケアやエクササイズの「正しい」とは何か
痛みに対しての対応は5つに分けられます。それは…
①安静にして様子をみる
②湿布や薬を飲んで様子をみる
③揉んだり温めたりして様子をみる
④ストレッチやエクササイズをして様子をみる
⑤サポーターをして様子をみる
です。
どの場合においても痛みが改善しない場合、痛みが悪化する前に「正しいセルフケアやエクササイズ」を実践する必要があります。
それぞれの痛みについての詳細はこちらをご覧ください。
このnoteでは、正しいセルフケアやエクササイズの「正しいとは何か」についてご紹介したいと思います。
正しいセルフケアやエクササイズのポイント3つ
正しいセフルケアやエクササイズの「正しい」とは、「自分に確実に効果があるもの」を意味しています。
自分に確実に効果があると判断するには、3つのポイントがあります。
実際、私はどの方においてもこの3つのポイントを確認してからセルフケアやエクササイズを指導するようにしています。
是非、皆さん参考にしてください。
ポイント1:実施後に症状が確実に緩和している
セルフケアやエクササイズを1つ行った後は必ず、症状の緩和が図れているかを確認してください。
2~3つ行った後に確認すると何が効果的だったかを判断することができません。
症状の多くが痛みだと思いますので、実施後に痛みのでる動作をしてみてください。
もし、痛みが緩和していれば、ポイント2の確認をします。
『実施中は少し痛かったけど、その後に痛みのでる動きをしたら、痛みが改善していた』という結果が重要です。
臨床あるあるですが、「筋力が弱いから筋トレをしてください」と言われ筋トレを継続したけど「効果があるかよく分かりません」とよく相談されます。
これは、筋トレをしないよりはした方が良いかもしれませんが、今の痛みを改善させるために必要かと聞かれたら、優先順位が低いと答えています。
大切なのは、実施後に痛みの緩和が図れていることです。
是非参考にしてください。
ポイント2:実施後の動きが変化している
セルフケアやエクササイズを行った後、症状の緩和が図れていたら、面倒かもしれませんがその場で少し歩いてみてください。
楽な感じがする
勝手に前に進む感じがする
軽く動ける感じがする
こうした自覚症状があると、そのセフルケアやエクササイズはとても効果的であると考えています。
実施後のパフォーマンスが向上するということは、痛みが加わるストレスが軽減している証拠です。
もちろん時間の経過と共に症状は戻りますが、その効果的なセフルケアやエクササイズを1ヶ月続けたらどうなると思いますか?
是非、参考にして実施後は痛みの変化だけでなく、少し歩いて動きの変化も確認してみてください。
試しに、股関節の前の筋肉を優位に働かせるエクササイズと、お尻の筋肉を優位に働かせるエクササイズを行ってみてください。
どちらからでも良いので、実施後は歩いてみましょう。
楽な感じがする、勝手に前に進む感じがする、軽く動ける感じがするといった症状を感じる方はどちらでしょうか?
もし、お尻の筋肉だと感じた場合、股関節の前の筋肉を働かせるエクササイズを実施した後は、お尻の筋肉のエクササイズで終わるようにすることをお勧めします。
また、股関節の前の筋肉を働かせるエクササイズが全く必要ないということではないので、ご注意ください。
それにしても、こうした自分のカラダとの対話って面白いですよね(^-^)
股関節の前の筋肉を優位に働かてから歩いてみる
お尻の筋肉を優位に働かせてから歩いてみる
どちらが歩きやすいですか??
ポイント3:実施後の可動域(柔軟性)が改善している
セルフケアやエクササイズを行った後、症状の緩和が図れて、歩くのも楽になっていたら、最後に痛かった部位の可動範囲(柔軟性)を確認してみてください。
痛みが緩和するとカラダの緊張がとれて楽に動ける分、不思議と可動範囲(柔軟性)も高まっている事があります。
この3つの効果が全て得られれば最高ですが、少なくとも2つのポイントが得られているセフルケアやエクササイズは、自分に確実に効果があると判断して良いです。
こうしたら、こうなるという理論ではなく、実際に試して確認する。
これが一番です。
いかがでしたか(^-^)
是非、正しいセフルケアやエクササイズで痛みの改善を図ってみてください。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
自分に合うセフルケアやエクササイズを知りたい方は、是非こちらからご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。